大仙市四ツ屋(よつや)地域は、国道105号沿いに位置し、学校、病院、飲食店や買い物施設が建ち並ぶ、まちなかの地域です。
四ツ屋地域では、人口減少の進みはまだ遅いものの、そのままでいればいずれは少子高齢化の波に呑まれてしまうと考え、人口減少の要因である「自然減」と「社会減」のうち、若者たちが転出したまま戻ってこない「社会減」が深刻であるという答えに辿り着きました。
対策を考える中、まちなかという強みのほか、豊かな自然、「親睦無尽講」によって交流が創生されるなど、四ツ屋地域ならではの良さがたくさんあることに気がつきます。
こうして、「四ツ屋地区コミュニティ会議」は新たに「四ツ屋地区新しいまちづくり推進プロジェクト委員会」を設立し、平成28年3月、「四ツ屋の良さを生かした若者が定住するまちづくり~三世代揃ったバランスのとれた四ツ屋地区~」を目標に掲げ、「四ツ屋地区地域ビジョン」を策定しました。地域ビジョンでは「若者定住」「子供から高齢者までの交流」「農業をはじめとした産業振興」など、5つの基本方針を掲げています。
目標に向け、地域の行事や移住者のコメントなどを紹介した「移住・定住ハンドブックYOTSUYA LIFE」の作成など、様々な活動に乗り出しています。
※人口・世帯数は令和2(2020)年4月1日現在の大仙市のデータです。