横手市の保呂羽(ほろわ)地域では、住民同士で地域の問題を解決する「結(ゆい)」のつながりで活動を行っていましたが、「自治会」「町内会」といった組織はありませんでした。
少子高齢化や人口減少に伴い、高齢者宅の屋根の雪下ろしや通院、買い物支援などの課題が生まれてきたので、平成24(2012)年9月に、保呂羽地域の住民で共助組織「保呂羽地区自治会」を結成しました。
県道や保呂羽地区センター(前田公民館)のグラウンドの草刈り、高齢者宅の屋根の雪おろしや家のまわりの雪よせ支援、買い物バスツアーの実施、お楽しみサロンの開催など、住民同士で支え合う活動を行っています。
また、「保呂羽地区山菜部会」を立ち上げ、地域で採れた山菜等を首都圏のスーパーに出荷するなど、秋田県のGB(じっちゃん・ばっちゃん)ビジネスにも取り組んでいます。
【関連リンク】
●ウェブサイト:保呂羽地区自治会ホームページ(外部リンク)
【関連リンク】産地直送ブログ
●GBビジネスの取組
→横手市保呂羽地域でフキの塩蔵作業(2020年7月掲載)
→保呂羽地域のGBビジネスの取組!フキの塩蔵編(2019年7月掲載)
→首都圏スーパーで保呂羽地域の皆さんが店頭販売(2019年5月掲載)
→保呂羽地域で「ふきのとう」出荷がピーク(2019年4月掲載)
→保呂羽地域の新たな一歩!赤田地域から出荷方法を学ぶ(2019年4月掲載)
→横手市保呂羽地域と由利本荘市赤田地域の交流(2018年8月掲載)
●雪まつりの取組
→雪景色に子どもの笑顔輝く♪保呂羽地区の雪まつり(2019年2月掲載)
こちらの記事もおすすめです
金位神社の歴史
横手市保呂羽(ほろわ)地域の金井神・上坂部(かないがみ・かみさかべ)集落にある「金位(かない)神社」は、農作、酒造り、医療の神としてあがめられている、村の鎮守の神「少彦名(すくなひこな)の神」が祀られている神...
歴史
神社・寺
夏の郷土料理
横手市保呂羽(ほろわ)地域の金井神・上坂部集落では、昔は新盆に“ところてん”を食べ、仏壇にもお供えしていたそうです。この他にも冷蔵庫の無い時代は、もち米、笹、シソの葉など、物持ちがよい素材を使った料理が重宝され、夏...
食
郷土料理
三杯みそ
県南地域でふるまい時の菓子として作られてきた「三杯みそ」。餅米、うるち米、小豆を主原料として作られていて、見た目と食感は餅のようです。材料にみそは使われていませんが、みその語源は材料を合わせた時の様子がみその...
食
米菓子・餅