男鹿市の中石(ちゅういし)地域にある「中石果樹会館」の前を通る道路沿いに4枚の看板があります。中石の住民で構成する「中石クリーン会」が地域のクリーンアップを目的に制作した看板で、「ゴミを捨てないで」「自然は大切に」「君も農家にならないか」などの標語が掲げられています。
この場所の他、地域内5カ所に看板を設置しており、五里会小学校児童の原案を元に、秋田美術工芸短期大学(現、秋田公立美術大学)の学生が制作した看板や、地域住民が制作したものもあります。
中石自治会は毎年7月中旬に刈り払い(草刈り)を行い、看板はその際に設置して雪が降る11月下旬頃に取り外します。お盆を間近に控え、地域に帰省する住民に「あなたの故郷はここにある、その故郷を守ってくれる人がいる」と感じとってもらえるように中石自治会は活動しています。
こちらの記事もおすすめです
中石の男鹿梨
男鹿梨の里で知られる中石(ちゅういし)地域は、『男鹿五里合民俗誌』によると、江戸時代に越後(現在の新潟県)の人が梨の苗木を中石で植えたのが始まりと伝わり、明治21年(1888年)頃から本格的に和梨栽培が行われるよう...
食
買う
野菜・果物
直売所
広報「たかおかさん」
「広報たかおかさん」は男鹿市の中石自治会が独自に作っている広報紙です。名称は地域の北西に位置する「高岡山(たかおかさん)」から取りました。年2回(3月、11月)発行し、男鹿市の広報紙と一緒に自治会の広報係が全83世...
地域活動
その他
中石の盆踊り
男鹿市中石地域の盆踊りは、住民の80歳代の方が「物心ついたときにはもう盆踊りが行われていた」と話しており、始まりははっきりしませんが、昔から受け継がれてきた行事です。 中石公民館の広場に建てられたやぐらの上で...
伝統行事・イベント
郷土芸能