鹿角市甚兵エ川原(じんべえかわら)地域は、旧十和田町の最北端に位置します。古くから小坂町の小坂鉱山との結びつきが強く、住民の皆さんは小坂鉱山で働き、小坂町の市日(朝市)にも商品を出して生活の糧としていました。
そんな歴史を持つ甚兵エ川原地域では、元日の朝に通常総会を行い、地域運営を行います。少子高齢化により、行事の数が減りつつありますが、地域内にある2つの神社祭典は住民によって大事に守り継がれています。
甚兵エ川原地域では、平成23(2011)年~24(2012)年にかけて、鹿角市と秋田看護福祉大学共同による地域資源調査とワークショップを開催しました。鹿角市の集落支援事業の一環で行われたもので、この時の調査では、住民の高齢化や空き家の増加など、不安や課題がある一方、「ここに住んでいたい」と、暮らしやすさを実感している住民が多くいることも分かりました。
調査後に行われたワークショップでは、住民の皆さんが地域を見つめなおし、やってみたいことや具体的に取り組む内容を話し合いました。湧水や鹿倉崎グラウンドの活用など様々な案が出され、これからの活動を模索しました。
現在、甚兵エ川原自治会で鹿倉崎グラウンドの管理を行っており、地域内外の方がグラウンドゴルフなどを楽しんでいます。
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→月1のお楽しみ♪ 甚兵エ川原のわいわいランチ(2019年掲載)
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