能代市梅内地域の梅内神社近くに「千年木」や「金塚のおんこ(イチイの別名)」と親しみを込めて呼ばれている「イチイ」の木があり、秋田県天然記念物に指定されています。

 約400年前、梅内地域の草分けである斎藤七左衛門が移住してきた頃には既にその存在が確認されていることから、樹齢は約500年と推定されます。
昔、通行の妨げになっていた枝を切ったところ、その方に災いが降りかかったという伝承が残っており、地域のご神木として大切にされています。
 
平成29(2017)年3月掲載
 
■参考文献
『秋田の巨樹・古木』
『秋田の名勝・天然記念物』

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