ふるさと秋田への応援メッセージ

麓 幸子(ふもと さちこ)さん

<出身町村>大館市出身

秋田に帰省するときは、東京から新幹線で盛岡まで行き、そこから花輪線に乗り換えるというパターンが多い。岩手から秋田に入り、だんだん、子どもの頃から 見慣れた景色が車窓に多くなると、ホッとする。そして出身地の扇田のシンボルである達子森をみると、心の底から安心し、体が緩やかになる。そして、いかに 都会では緊張して暮らしているかを改めて知る次第である。
秋田は、何もない田舎?とんでもない!住んでいるとそのよさが当たり前すぎて気づかないのかもしれない。でも秋田を離れた身には、その価値を再発見することが実に多い。
広い青空、おいしい空気、キラキラ輝く小川、緑滴ると詠われた山々…目に見えるすべてが、都会にはない宝物ばかりである。
帰省すると、私は電動自転車で目的もなく町中や田園地帯を走り回る。秋田の美しさを目に焼き付け、心と体に刻むために。
そして「人ッコ」のよさも格別である。(いろんな人やモノに『コ』をつける愛らしさが秋田弁の特色だと思う)。温かく優しい人柄は秋田人ならでは。


美しい自然に囲まれ人間らしい営みができる――それが秋田のイチオシ。18歳のときに離れた故郷でいつかはまた暮らしたいと思っている。

麓 幸子さんのプロフィール

1962年大館市(旧比内町)生まれ。大館鳳鳴高校卒。84年筑波大学卒業後、日経ホーム出版社(現・日経BP社)入社。06年働く女性の情報誌「日経ウーマン」編集長に就任。一男一女の母でもある。

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