子育て応援講座

平成26年07月09日  第1回◆読み聞かせのすすめ

幼児期編  講師:「幼児期の子どもとの関わり方」吉川ひかる 講師

 《周囲とのコミュニケーション》や《様々な経験》を通し、学び・考える。子ども達にとっての幼児期は、大きな【心の成長期】でもあります。だからこそ、愛情たっぷりに、どんな出来事にも向き合って、見守ってあげたい…。でも、実際は【自問自答】し【一喜一憂】し…親にとっては、てんやわんやな時期でもありますよね。

そんなこの時期「読み聞かせ」と聞き、何となく【良いこと】と判ってはいても、張り切って準備をした【渾身の1冊】に興味を持ってくれず、そのまま挫けてしまった。「なかなか本を読む子にならなくて…」という声をよく耳にします。
 
 「読み聞かせ」をすることで、語彙が増え表現力が豊かに…話の展開から創造(想像)力が広がる…等々、良いことはたくさんあるのですが、1000人の子どもがいれば、1000通りの好みがあり、色があり、個性があります。だから「本屋さんで1番売れている本」「世の中の子ども達に大人気の本」に興味を持たなくたって大丈夫!

外遊びが大好きな子には、思いっきり外遊びをさせてあげて下さい。実際に四季を感じ、人と会話をし、相手を思いやる気持ちを育む。実体験ならではのことだってあります。そんなお子さんが外遊びを通して発見した事やちょっとした一言から、その子にあった本が見つかる場合もあります。また、お父さんやお母さん、家族のお仕事、共通の趣味と並行したお話だと、子どもはより自然に、より身近に興味を持ってくれるかもしれません。

ここで1番重要なのは「一緒に読む・一緒の時間を楽しむ」ことです。家庭で磨いたコミュニケーション力や自己肯定感は、その子自身の「無形の財産」となります。でも、わかります!その5分・10分が作れない。本を読まなければ…。何を読もう…と、義務感にさえ感じてしまう。
 
 そんな時には、絵本をお休みして「むかしむかしのお話」で遊んでみましょう。「むかしむかし、秋田のある所に、大きな犬が大好きで、仕事に一生懸命なお父さんと、子ども達を決して怒らない?それはそれは優しいお母さんと、お手伝いをしてくれる心優しい子ども達が住んでおりました…」子ども達は(んっっ?これはウチの話じゃないか?と)少し考え、クスクス笑いながら、想像力を最大限に働かせ「次は?次は?」「こうなるんじゃない?」と続きます。話に詰まったら、子どもにバトンタッチしてみましょう。世界に1つだけのお話遊びが出来ます。
 
 たまには子ども達と向き合う角度を変えて、子育てにちょっとしたユーモアや遊びを加えることで、いつもの生活の中から、たくさんの「魅力」や「成長」を発見してあげたいですね。
 

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