子育て応援講座

平成26年12月25日  第3回◆赤ちゃんを迎えるための ココロの準備

胎児期編  講師:「赤ちゃんを迎えるための準備」 石岡真理子 講師

 
 皆さんこんにちは!いよいよ冬本番。雪も降ってまいりました。
 身体が冷える季節です。ですが、冬には冬の食べ物があります。
 それは「鍋料理」!!大根・ニンジン・玉ねぎ・芋類などの根菜類(土の中にあるもの)は体を温めてくれる野菜です。根菜をたっぷり入れた鍋ものや、スープを毎日取り、体を中からぽかぽかにして、元気に寒い季節を過ごしましょう。   

 
  
 1
 
 さて、最後のお話は「お母さんのココロの準備」です。
 
お産は、唯一残された人間の中の「自然」
 妊娠・出産は、特別なものではなく、動物がいのちを引き継ぐために何億年も続けてきた自然の営みです。ですから、お母さんには「産む力」が、赤ちゃんには「生まれようとする力」が備わっています。その力が十分に発揮できるように、整えていくことが大切です。
 
 便利な生活で本能とはかけ離れた生活をしているように感じる私たち現代人は、少しずつ、この「産む力」が低下してきていると感じます。
 それを高めていくカギは、妊娠の体の変化や心の変化を十分に感じ、楽しむことです。
 前回お話ししたように、自然のリズムに合わせた生活をしていくことで、体の感性を高めることができます。
 
☆感じること・楽しむこと
 たとえば…
 朝、目覚めて窓を開けてみましょう。(寒いので少しだけ)朝の澄んだ空気を吸い、深呼吸。「あぁ気持ちいい~」と感じたり…
 自分でとったお出汁(だし)で作ったお味噌汁。季節の野菜もたっぷり入れて。おいしいですね。お口の中にすすった時に、全身にしみいる感じがします。(市販の顆粒だしを、自分でだしをとることに変えるだけでも、体が喜びます。)
 荷物を何も持たずに、両手をゆっくり振りながら、リズミカルに散歩する。爽快な気持ちよさがだんだんクセになります。(お散歩については、できれば屋外を歩き、季節のにおいや風を感じて歩いてほしいのですが、雪の降る秋田の冬は、休日のショッピングモールの端から端まで歩くなどしてみましょう。)
 その日にあったいろんな出来事、いいことは「よかったな。幸せだな」と十分感じ取りましょう。いやなことは、くよくよ考えないで、楽しむようにしてみましょう。不安や悩みは一人で抱えず、必ず誰かに話す。そうすれば、必ず解決の糸口が見つかるはずです。妊婦健診時には、医師や助産師になんでも聞いてみましょう。その場で忘れてしまいそうなら、聞きたいことをメモしていくことをお勧めします。小さな不安や疑問は、専門家に聞いて即解決しておきましょう。
 
☆お産は本能。全身で感じ、楽しもう!
 お産の流れを、病院の産前学級などで学習し、イメージを持っておくことはとても大切です。
 お産は本能です。頭で考えるのではなく、全身で感じることです。
 どうなっていくのか、大体のイメージができていると不安が少なくなり、リラックスして過ごすことができます。
 この「リラックス」が、お産には特に必要です。自分がどうすればリラックスして出産を迎えられるのか、自分の不安と向き合ったり、自分はどうしたいのか、自分と向き合ったり、時間のある妊娠中に十分に向き合っておきましょう。
 リラックスするためには、お産の時にかかわる病院のスタッフと仲良くなっておくのも大切です。助産師外来といって、助産師さんにゆっくりとわからないことを聞いたり、相談したりできるスペースがある病院も多くあります。ぜひ、あなたの出産する病院の助産師さんとお話できる場を探してみてください。きっと安心できるはずです。
 
☆お母さんを選んで生まれてくる我が子・・・
 新しいいのちは、今あなたのお腹の中で、あなたの気持ちもすべてホルモンを通じて感じ取っています。
「体内記憶」を持った子供がいることはご存知ですか?
 どうして生まれてきたのか、お腹の中の記憶や生まれたときのことなどを覚えていて、小さい子供が話してくれるときがあります。その子供たちが言うには、「お母さんを助けるためにお母さんをえらんだ」というようなことを話してくれるようです。何かの使命をもって生まれてきている私たちの命。きっと、お腹の中のあなたの子供も、お母さんを選んでお腹に来てくれたんだと思います。この体内記憶のお話は、科学ではとても証明できないことです。ですが、このようなお話は、お母さんたちの心をとっても温かくしてくれます。そして、出産に対してもとても前向きにしてくれる素敵なお話です。体内記憶については、日本では池川明先生(産婦人科医)がその研究の第一人者として有名です。詳しく知りたい人は、書籍も多数ありますので、ぜひ調べてみてくださいね。 

 それでは、妊娠出産という、いのちの奇跡のリレーを存分に楽しんでください!!
 いつもそばにいる助産師として、いつでも応援しています!!

 お母さん、楽しんで!!

2

 

講座一覧