子育て応援講座

平成26年11月25日  第2回◆テレビと子育て

幼児期編  講師:「幼児期の子育ての現状と課題」 金田昭三 講師

 相談に来たお母さんにTVの家庭での用い方を聞くと、朝起きるとすぐにTVをつけ、夜寝るときに消すと言う人が圧倒的に多い時代になりました。文明の利器はできるだけ長時間用いましょうということのようです。
 
 2004年に日本小児科医会から「子どもとメディア」の問題に対する具体的提言がでました。もう10年も前のことです。
 
(1)2歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう。
(2)授乳中、食事中のテレビ・ビデオ視聴はやめましょう。
(3)すべてのメディアへ接触する総時間を制限することが必要です。1日2時間までを目安と考えます。テレビゲームは1日30分までを目安と考えます。
(4)子ども部屋には、テレビ、ビデオ、パーソナルコンピューターを置かないようにしましょう。
(5)保護者と子どもでメディアを上手に利用するルールを作りましょう。
 
 しかし、今どれだけの親たちがこの提言を知り、テレビやビデオの用い方に気をつけて育児や子育てをしているでしょうか。育児・子育ての現場はますます厳しくなっています。
 
 テレビには目がありません。だからTV過視聴の子の中には、コミュニケーションの中で最も大切な、人と話すときは眼差しを合わせて話すという事ができなかったり、人の目を見ても情緒のこもらない子もいます。 
 また、TV過視聴の子は言葉も遅れてしまいます。TVの音が母親の生(なま)の声を子どもが聞いて理解するのをさまたげるのです。
 
 TVが止まっていると、子どもは親のところに寄ってきます。そこがチャンスです。 
 料理を作っていたら、「ママは今、じゃがいもをザックザックって切ってるのよ」のように今していることをお話にしてみましょう。
 
 日本には、古来から楽しい赤ちゃん芸当がたくさんあります。いないいないばー、おつむてんてん、にぎにぎ、いいおかおなどを是非やって楽しんでください。
(拙書:「学び楽しむ子育てのヒント」には、20以上の赤ちゃん芸当が紹介されています。図書館で借りてください)
 
 また、楽しい赤ちゃん用の絵本もたくさんあります。まず赤ちゃんには知識の絵本と言われる果物や動物や車のついた絵本を見せながら、一緒に赤ちゃん言葉でお話しましょう。絵本は図書館から借りましょう。読み聞かせを急がないことです。
 

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