子育て応援講座

平成26年10月27日  第1回◆赤ちゃんを迎えるための、2つの大切なこと

胎児期編  講師:「赤ちゃんを迎えるための準備」 石岡真理子 講師

 皆さんこんにちは!私は助産師の石岡真理子です。
「助産師」は、妊娠中の皆さんと最もかかわりの多い職種の一つです。
「助産師」ってどんな仕事か知っていますか?
赤ちゃんが生まれるときにお手伝いをするのが一番有名な助産師の仕事だと思いますが、それだけではありません。
助産師は看護師でもあり、お母さんが生活している中で健康上困ったことがあったらそれを解決していくための方法を一緒に考えたり、見守ったりする「妊娠出産育児」の専門家です。
出産前から出産したあとも育児の長い期間に渡り、お母さんや家族に寄り添って、いつでも子育てを応援しています。
これから、3回にわたり、助産師の立場から、妊娠中の方に伝えたい「赤ちゃんを迎えるための大切なこと」をお伝えしていきます。
 
妊娠中に「大切な2つのこと」とは?
さっそく本題に入ります。
まず、人間というのは、皆さん知っての通り、「からだ」と「こころ」で成り立っていますね。
今回お伝えしたい、妊娠中に大切な二つのことというのは、
 
1.「からだ」を大切に過ごす
2.「こころ」を大切に過ごす
ということです。
 
知っているようで知らないこともいっぱいな自分の「からだ」と「こころ」。
この2つは切っても切れない関係です。
 
お母さんの「からだ」と「こころ」は、ダイナミックに変化!
妊娠~出産~産後というのは、お母さんの「からだ」と「こころ」がダイナミックに変化する時期です。
この変化に伴って、お母さんは様々な心身の不調を感じることが多くなりますね。
妊娠中におきやすい様々な症状は「マイナートラブル」と呼ばれています。
つわりや便秘、こむら返り(足がつる)手足のむくみ、眠気、不眠、体のだるさ、めまい、息切れ、動悸、気分の不安定さ、マタニティーブルーなどなど、たくさんあるんですよ。人によっても症状は様々ですし、妊娠の各時期によっても症状は変わってきます。
この心身の変化にうまく対応していくことが大切です。
そのために重要なのが「妊娠中をどう過ごすか」ということなのです。
10か月という妊娠期間は、出産と育児にむけてお母さんの「カラダ」と「ココロ」を整えていく時期でもあります。
 
自分を大切にする =「赤ちゃんを大切にする」ということ
身体と心はつながっています。どちらか一方だけを整えようとしてもうまくいきません。どちらも大切にしてあげましょう。
妊娠中はお母さんと赤ちゃんは「へその緒」でつながっていますね。
お母さんが食べた物の栄養や吸い込んだ酸素は、赤ちゃんへ送られて赤ちゃんの「からだ」を育てます。
また、お母さんの感情はホルモンとしてへその緒を通じて赤ちゃんに伝わり、赤ちゃんの「こころ」を育てます。
赤ちゃんとお母さんはまさに、一心同体なのですね!
 
お母さんが自分の「からだ」と「こころ」を大切に過ごすということ、つまり「自分を大切にする」ということは、「赤ちゃんを大切にする」ということになるのです。
これは、育児中も同じことがいえるのでとても大切なことです。
 
一生懸命なお母さんほど、自分のことを後回しにしてしまいがちですが、自分の「からだ」と「こころ」を大切にしてあげましょう。
「赤ちゃんのために、がんばらなくっちゃ!」と、がんばりすぎてしまうと、自分でも気が付かないうちにストレスとなり、後で、自分が苦しくなってきてしまいます。
決して無理をせず、心地よく日常生活が送れるように日々の生活を整えてみましょう。
 
その具体的な方法は、次回詳しくお話しします。
  
*以前担当した記事もありますので、過去の記事もどうぞ合わせてお読みいただければ幸いです。
H22年度 子育て親育ち講座)
H23年度 子育て親育ち講座)
 
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