・マザーズ・タッチ文庫ってなぁに?  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2P

・子どもにとっての絵本の良さは?  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3P

・絵本の読み聞かせの方法や効果について  ・・・・・・・・・・・・・・・・ 8P

・秋田にゆかりのある絵本  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9P

・マザーズ・タッチ文庫紹介  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10P

・絵本の読み方  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16P

 秋田県では、親子の心のふれあいを通じた子どもの健やかな育ちを促すため、親と子が最も親密な関係にある乳幼児期の絵本の読み聞かせの普及を進めてきました。

 県の事業としての親子読書運動は昭和44年に始まり、平成25年で44年目となります。この運動では、読み聞かせにおすすめできる様々な絵本を「マザーズ・タッチ文庫」として長年紹介してきました。

 文庫では、0歳~小学生の子ども向けに、読み聞かせにおすすめの絵本を毎年50冊以上選定し、パンフレットや秋田魁新報読書欄(毎週日曜日)で紹介しているほか、秋田県の子育て支援公式ウェブサイト「いっしょにねっと。」で400冊以上を紹介しています。

 2013年版では、おすすめの絵本52冊に加え、秋田県にゆかりのある5冊の絵本を紹介するほか、子どもにとって絵本がどのように良いのかを解説したコーナーも設けました。

 子どもに読み聞かせする絵本を何にしようか迷ったときは、「マザーズ・タッチ文庫」を検索してください。選りすぐりの絵本があなたをお待ちしています。

子どもにとっての絵本の良さは?

【マザーズ・タッチ選考委員 金田 昭三 児童文化研究家】

1. おはなし会への参加

 子どもが親に連れられて、育児・子育てサークルやおはなし会などに参加するのはとても良いことです。そこでは、たいてい絵本の読み聞かせが行われているからです。

 第一に、何度も参加している間に、自分の子どもがどのような絵本に興味と関心を持っているのかと言うことが、少しずつ分かって来るからです。親はそれを目安にして図書館に行って、自分の子どもの好きそうな絵本を借りて来て読んであげることができます。もちろん、図書館の司書の先生に、子どもの様子を話して絵本を選んでもらうこともできるでしょう。

 第二に、集団の中で絵本の読み聞かせを聞くしつけが、少しずつできてくるからです。家庭だけでは、同年齢や近接年齢の子どもと一緒に絵本の読み聞かせを聞くしつけは難しいのです。最初は飽きてしまったり、友達にいたずらをしたりするかもしれませんが、落ち着いて聞いている周りの子どもの様子を見せながら、だんだん集団での聞き方に慣れて行くことになります。それは、やがて入る幼稚園や保育園での絵本の読み聞かせにも通じることです。

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さまざまなおはなし会
読み聞かせはお互いの温もりを感じる時間

子どもにとっての絵本のよさは?

2 家庭での絵本の読み聞かせ

まず絵本の読み聞かせをする環境を整えましょう。

 現代では、どこの家にもテレビがあるので、読み聞かせの前に、しっかりテレビを止めて読むようにしましょう。これが、絵本を家庭で読んであげる基本的な最も大切なしつけです。

絵本は、子どもの手の届くところに置きましょう。

 絵本が、寒い子ども部屋にあるとか、子どもがいつも生活する居間から離れているところにあるのは好ましくありません。親と一緒にいる部屋に置かれていることです。これは、絵本の読み聞かせの習慣化のためにも大切です。

絵本の読み聞かせが、いつでもできる子育てをしましょう。

 絵本は、いつも親が生(なま)の声で読んであげましょう。親に抱かれ、いつも聞いている親の温かい声を聞くことは、それだけで子どもに安心感を与えるでしょう。親が忙しくしている時でも、子どもは読んで欲しいと絵本を持ってくるかもしれません。子どもは、必ずしも絵本のお話の中身が知りたいとは限りません。親が忙し過ぎる子育てをしていると、子どもは親に抱っこされたくて絵本を持ってくるかもしれません。その時は、すぐにしっかり抱っこして子どもを安心させ、持ってきた絵本を読んであげましょう。

絵本の読み聞かせを習慣化しましょう。

 読んであげる親の方も、読んでもらう子どもの方も、絵本を読んであげたり、絵本を読んでもらったりすることが、ご飯を食べるとか顔を洗うとかと同じように日常的に習慣化することが大切です。

就寝時の絵本の読み聞かせの習慣化

 就寝時の絵本の読み聞かせは、寝る前に絵本を読んであげましょうと言うだけのことではありません。子育てには毎日様々な葛藤が伴います。親も子どもも同じです。就寝前の絵本の読み聞かせは、一日の最後の時間を今日の親子の最高に平和で楽しい時間にしましょうと言う考えです。わずか15分(絵本2~3冊)の読み聞かせですが、毎晩行われ習慣化されると、一日の中で最も待ち遠しい時間になり、親子の絆はより深まることでしょう。就寝時の読み聞かせを長く続けた何十組もの親子がその素晴らしさを体験済みです。

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子どもと過ごすたくさんの楽しい時間

子どもにとっての絵本のよさは?

3 絵本の魅力

子どもの心をくすぐる楽しい言葉

 有名なロシアの民話「おおきなかぶ」(福音館)には、どの子も大好きな「うんとこしょ どっこいしょ」と言うかけ声が何回も出てきます。読み聞かせをしていると、このかけ声のところで子どもの顔がほころび、やがて我慢が出来なくなって一緒に「うんとこしょ どっこいしょ」と言い始める子がいます。
 松谷みよ子さんの『あなたはだあれ』(童心社)には、ワンワンワン、メエメエメエ、ケロケロケロ、ブッブッブーなどの動物の擬声語や車の擬音語がふんだんに盛り込まれています。小さい子どもはこのようなオノマトペ(声態詞)が大好きです。
 絵本の筋や中身が良く分からなくても、子どもはこのような韻律の良い言葉が出てくることだけを待って絵本を読んでもらい満足することがめずらしくありません。そこから絵本の楽しさを少しずつ広げて行くのです。

子どもを引きつける愉快な絵

 『どうすればいいのかな』(福音館)の表紙には、何か考え事をしている熊さんの絵が描かれています。この熊さんのページをめくって行くと、シャツをはいたり、パンツを着たり、帽子をはいたり、靴をかぶったりする愉快な絵が続き、子どもたちは「おもしろーい!」と熊さんの一挙手一投足に目を丸くするのです。飛びきり楽しい絵からも子どもたちは、絵本の世界へ導入されていきます。

子どもの興味を倍増する絵と言葉のヒント

 「どろんこハリー」(福音館)には、絵本の扉に丁寧に3ページにわたって、お風呂にお湯を入れる音がすると、お風呂からブラシをくわえて逃げ出す犬のハリーの絵が描かれています。ハリーは何でも好きだけどお風呂に入ることだけが嫌いだったのです。これが、この絵本の伏線(プロットといわれます)です。最後には、ハリーは、お風呂に入る意味がわかってお風呂が大好きになるのですが、この伏線があるので、どろんこハリーの絵本は何倍も楽しくなっているのです。
 しかし、このプロットのある絵本は、小さい子ども(特に3歳未満児)には難しいと思われます。言葉の理解の発達が、この楽しさを見つけることができるまでに発達していないからです。

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大人にとっての魅力
さまざまな絵本の力
お互いの心を耕す絵本の時間

絵本の読み聞かせの方法や効果

【マザーズ・タッチ選考委員 金田 昭三 児童文化研究家】

絵本の読み聞かせの方法

 普段、家庭では抱っこして読んであげるのがいいでしょう。スキンシップも含まれているからです。でも、日本の家庭では、添い寝して読んであげることも珍しくないでしょう。書いてあるとおりに読んでいきますが、親には下読みの時間があればベストと思います。めくり方などに工夫のいる場合があるからです。

 絵本を親子で楽しむ最大の効果は、親子の絆の深まりでしょう。でも、それを計るスケールはありません。絵本は、子どもが幼児の時で終わってしまうのでしょうか。いいえ。絵本の読み聞かせを通して形成された素晴らしい人格は、ずっと後になってから気づかれる場合もあるのです。

 ある男の子は車の絵本が大好きでした。毎晩、親は何冊もの絵本を読まされたので、この子はきっと大きくなっても本好きになるに違いないと思っていました。ところが、子どもが小学校の中学年になってスポーツにのめり込むようになったら、学校から帰ると夕食を食べ、宿題をやり、風呂に入るとばたんきゅうで毎日が終わるのです。あの本好きはどこへ行ってしまったのかと母親は思っていたそうです。
 やがて、この子が高校を卒業して次の日、「母さん、弁当を作ってくれ。」と言うので、「どこへバイトに行くの?」と母親が聞くと、『図書館へ行く』との返事。この子は、図書館の開館から夜の閉館まで東京の大学へ行く前の日まで、40日間も図書館へ通い続けて本を読んだのです。そして、母親に言いました。『この40日間は、18歳の僕の最高の日々だったよ。』と。直ぐには効果が見えなくても、子どもの心には、絵本の読み聞かせの結実が、確実に育っていたのです。

 読み聞かせに秋田ならではの題材を取り上げてはいかがですか。
 幼稚園や実家など慣れ親しんだ景色に、新たな気づきや出会いが見つかるかもしれません。

読みがたり
秋田のむかし話

秋田県国語教育研究会、秋田県学校図書館協議会 編
日本標準
1,500円
小学校低学年から

 私たちが暮らす秋田には、冬の積雪、春の萌える緑、夏の強い陽射しや秋の紅葉などはっきりとした四季があり、また、県北、県南、海側、山側でも様子が違います。豊かで厳しい自然の中で先人が伝えてきた暮らしの知恵や人間味あふれる昔話を、語り口に近い言葉で伝えます。

おてだまのたね

秋田・向陽幼稚園の
実践記録より/作
織茂 恭子/絵
福音館書店
880円
5歳ぐらいから

 近所のおばあちゃんが米寿の祝いのおすそわけにお手玉をくれました。園児と先生はお手玉で様々な遊びを楽しみます。縫い目からこぼれた「お手玉の種」はみんなで畑に植えて育て、できた小豆でおはぎを作るとおばあちゃんにもおすそわけ。このお話もみんなにおすそわけ。

ブナの森は宝の山

平野 伸明/文
野沢 耕治/写真
福音館書店
2,520円
小学校低学年から

 ブナの森は美しい森です。春、日が昇るにつれ水量の増える川。秋の夜光るキノコ。ブナの実に集まる動物や透き通った花びらのギンリョウソウ。秋田奥森吉のブナの森の四季折々の写真絵本です。見ていると、まるで自分が今、ブナの森にいるような気持ちがしてきます。

やまとゆきはら

関屋 敏隆/さく
福音館書店
2,310円
小学校低学年から

 南極観測船の名前「しらせ」は、金浦町(現にかほ市)出身の探検家、白瀨矗にちなんでつけられたものです。およそ100年前に南極を目指した白瀨隊の船出、船旅、極点を目指す道のりは一体どのようなものだったのか…。郷土人の偉業を、臨場感あふれる絵で伝えます。

おおばっちゃんちに
また きてたんせ

秋山 とも子/さく
福音館書店
410円
5歳ぐらいから

 仙北市の農家が舞台の絵本です。チヨおおばっちゃんの家は、お盆の頃、遠くに住んでいる親せきもやってきて4世代で賑わいます。仏壇のお飾り、お墓参り、迎え火に送り火など、四季折々の暮らし方が日々の生活の中で次の世代に受け継がれていく様子を描いています。

おかあさんとこども

H.A.レイ
文化出版局
1,243円
0歳ぐらいから

 見開き2ページのどの絵にも折込みがあって、小さい子どもが自分でめくってみる楽しさにあふれている絵本です。子どもになじみの動物の親子が次々に登場するので、読み聞かだけでなく、擬声語や擬態語を駆使して声の大小(親子)遊びも喜ばれるでしょう。

くっく くっく

長谷川 摂子/作
小川 忠博/写真
福音館書店
735円
0歳ぐらいから

 赤と青のフェルトでできた小さな靴。ボタンの目玉と靴ひもが表情を一層愛らしくしています。話をしたり踊ったりする様子は、この靴をはいて元気に遊ぶ子どもの姿を想像させます。かわいい靴の写真とリズム感のある文章がとてもマッチしています。

しろくまちゃんのほっとけーき

わかやま けん
こぐま社
840円
0歳ぐらいから

 しろくまちゃんがお母さんと一緒にホットケーキを作り始めます。道具と材料を揃え焼き始めますが、圧巻はフライパンに流し込んだ材料が焼けていく「ぽたあん、どろどろ、ぴちぴち」などの擬音語や擬態語の連続で、子どもたちの心をひきつけて放さないでしょう。

のせてのせて

松谷 みよこ/文
東光寺 啓/絵
童心社
735円
0歳ぐらいから

 まこちゃんが、バスケットにおやつを入れ、赤い車を運転してピクニックに出かけます。すると、「ストップ! のせてのせて」と兎が走って来ます。続いてくまもねずみの親子も乗って満員の車は真っ暗なトンネルへ……。子どもが初めて出合う乗物の物語絵本です。

パンツのはきかた

岸田 今日子/さく
佐野 洋子/え
福音館書店
840円
0歳ぐらいから

 こぶたの女の子が、一人でトイレへ行き一人でパンツをはこうと頑張りますが、やっとはけたと思ったら、最後に愉快などんでん返しが待っています。トイレトレーニングを始めようと思っている方にお薦めの絵本です。楽譜も載っていますので親子で口ずさんでみてください。

おおきなかぶ

A.トルストイ/再話
内田 莉莎子/訳
佐藤 忠良/画
福音館書店
840円
3歳ぐらいから

 おじいさんがかぶを植えました。大きく育ったかぶはおじいいさんが、「うんとこしょ どっこいしょ」と引っぱっても抜けません。おばあさん、まご、いぬ、ねこ、ねずみも手伝いに来て、やっとかぶはぬけました。どの子も大いに喜ぶロシアの民話の絵本です。

おべんとう

小西 英子/さく
福音館書店
840円
3歳ぐらいから

 空っぽのお弁当箱の中に、湯気のあがったホカホカごはんを入れて、ミートボールにたまご焼き。次々と定番のおかずが詰められると、鮮やかでおいしそうなお弁当のできあがり。お弁当ができあがっていくワクワク感を描いた、楽しくておいしくて心までホカホカの一冊です。

せんろはつづく
どこまでつづく

鈴木 まもる/文・絵
金の星社
1,260円
3歳ぐらいから

 人気のシリーズ絵本です。線路をしいて列車は走るかたたんたん。つながるのは新幹線、貨物列車にディーゼル機関車、夕日を浴びて走る最後は、ブルートレインと連結。旅の終点はターンテーブルで車庫入れです。大好きな列車たちが次々つながる夢の旅へご一緒にどうぞ!

月のみはりばん

とりごえ まり
偕成社
1,050円
3歳ぐらいから

 みんなが楽しみにしている満月の日。月の見張り番たちはお月様を起こすと、まん丸になってもらうために大好物の目玉焼きをたくさん食べさせたり、お風呂でぴかぴかに磨いてあげたり、雲が遊びに来たらみんなから見えなくなるのでどいてもらったり。朝まで大忙しです。

てのひらおんどけい

浜口 哲一/ぶん
杉田 比呂美/え
福音館書店
840円
3歳ぐらいから

 パパと散歩に出かけた男の子。パパの手は温かい。日陰の塀は冷たいけれど、すぐそばの日向の塀は温かい。道で出う色々なものの温度を手のひらで確かめながら進みます。この温度計を持っているだけで、こんなにも豊かで楽しい散歩になるのですね。

ねずみのすもう

神沢 利子/文
赤羽 末吉/絵
偕成社
1,470円
3歳ぐらいから

 じいさんばあさんの家のやせねずみと長者どんの家のふとっちょねずみのすもうが巻き起こす、ほっこり楽しい日本昔話です。じいさんたちが、負けてばかりのやせねずみに力餅を作ってやった所、それからやせねずみが勝ったり、力比べが続く。ばあさんの作った赤いふんどししめて、でかんしょ、でかんしょ。

はらぺこあおむし

エリック・カール/作
偕成社
1,260円
3歳ぐらいから

 出版されてからずっと、大人気を誇る絵本です。たまごからぽん、と生まれたあおむしが、りんごやいちごや、チョコレートケーキやアイスクリームやチーズやサラミまでどんどん食べるのが魅力です。穴のあいたページのしかけや、蝶に変身するラストが楽しいですね。

びっくり
まつぼっくり

多田 多恵子/ぶん
堀川 理万子/え
福音館書店
840円
3歳ぐらいから

 雨の日に拾ったしょんぼり松ぼっくり。ポケットの中で乾いて、びっくり松ぼっくりに大変身しているのを見つけた時の、男の子の様子をご覧ください。私たちの周りにはおもしろいことがいっぱいです。自然の仕組みの不思議や驚異のパワーを、探しに出かけてみませんか。

へへののもへじ

高梨 章/文
林 明子/絵
福音館書店
714円
3歳ぐらいから

 三歳を過ぎると、子どもは話す言葉に不自由しなくなり、その頃から子どもの言葉への興味は、言葉の仕組みや語呂の面白さなどへ移っていきます。この絵本は、子どものふだんの家庭生活を題材にしながら、そのような年代の子どもを言葉の魔法の世界へ誘っていきます。

ゆきのかたち

片野 隆司/写真
高橋 健司/監修
ひさかたチャイルド
1,050円
3歳ぐらいから

 降り積もった雪の様々な形とその出来方をわかりやすく紹介した写真絵本です。いろいろな動物の足跡や面白い雪の形等、ふだん見ることのできないものもいっぱいです。きれいな雪の結晶や美しい雪景色もあり、自然が作り出した芸術を楽しむことができます。

おおかみと七ひきのこやぎ

グリム童話 フェリクス・ホフマン/え
せた ていじ/やく
福音館書店
1,470円
5歳ぐらいから

 森へ出かけるお母さんやぎを見送る七ひきのこやぎ。そのこやぎたちをじっとみつめる腹ペコおおかみ。さあここからこやぎとおおかみのスリル溢れる展開が最大の見せ場です。そして最後はお母さんやぎが命がけでおおかみからこやぎたちを助けます。やっぱり名作です。

大きな運転席図鑑

元浦 年康/写真
学研教育出版
1,680円
5歳ぐらいから

 新幹線、はしご車、飛行機など十種類の乗り物の運転席の写真が大きく紹介されています。運転のしかたや道具、どんな人が運転しているかなども掲載され、その乗り物の運転に関する情報も満載です。絵本を立てればまさにそこは運転席。運転手になった気分で楽しめます。

おしっこぴゅー

栗林 慧・さとう あきら・
新開 孝/写真
三原 道弘/構成・文
日本標準
1,500円
5歳ぐらいから

 動物や昆虫は、どうやっておしっこをするのかな?色々な生き物たちのおしっこをする姿が紹介されている写真絵本です。ゾウやカバは迫力満点!そして、注目は昆虫たち。見開きいっぱいに拡大されたカブトムシのページでは、普段見ることの出来ない世界を楽しんでください。

かさぶたくん

やぎゅう げんいちろう/さく
福音館書店
945円
5歳ぐらいから

 とても大事な役割があるかさぶたが、この本の主役です。かさぶたができると大人でも気になってしまいますね。どうしてできるのかな?とったらダメなの?そんな疑問に分かりやすく答えてくれます。「かさぶたくん」の愛称にも親しみやすさを感じます。

しんぶんしでつくろう

よしだ きみまろ/さく
福音館書店
945円
5歳ぐらいから

 ニュースを読み終わったら広げると大きな新聞紙。くるくる丸めると棒になる。破るとびりびり音がする。さあここからは「新聞紙」が遊びを創り出す。ひっぱりっこにたたきっこ遊び、動物を作って動物園に迷路、大きな海。いろんな遊びがびっしりつまった遊び絵本です。

ハンダのびっくり
プレゼント

アイリーン・ブラウン/作 福本 友美子/訳
光村教育図書
1,470円
5歳ぐらいから

 ハンダはアフリカに住む女の子。友達のアケヨの所へ果物を持ってでかけます。ところがその途中で……。
アケヨに届いた果物はハンダもびっくりするものに代わっていたのです。人物も動物も虫までもが生き生きと美しく描かれている絵も楽しんで下さい。

ぼくじょうにきてね

星川 ひろ子・
星川 治雄/写真・文
ポプラ社
1,260円
5歳ぐらいから

 搾乳によって「牛乳」ができる場面や、子牛が生まれる瞬間。そして、その子牛が肉牛として出荷される様子が、牧場の女の子の目線で描かれます。いつも食べているものを見つめなおすきっかけになるでしょう。女の子が、笑顔でおいしそうに牛乳を飲む姿が印象的です。

まのいいりょうし

小沢 正/文
飯野 和好/画
教育画劇
1,260円
5歳ぐらいから

 鉄砲が下手な猟師のどんべえさん、鳥を撃とうとして猪のお尻にこつん。猪に襲われ、ついていないと思いきや、すべてが良いほうへ転がって・・・。「なんてまがいいんだろう」というリズムいい繰り返しとダイナミックな絵が楽しい、笑いいっぱいの昔話絵本です。

まめうしくんと
あいうえお

あきやま ただし/作・絵
PHP研究所
1,260円
5歳ぐらいから

 「あいうえお」は文字を覚えるためのもの、と思いがちですが、これは、「あいうえお」をそのまま楽しむ絵本です。例えばま行を怒って言うと、「まあ!」「み?」「むうっ」「めっ!」「もう・・」。あ行からわ行まで、大人も子どもも一緒に楽しめますね。

ミシュカ

マリー・コルモン/文
フョードル・
ジャンコフスキー/絵
みつじまちこ/訳
新教出版社
1,365円
5歳ぐらいから

 ミシュカは小ぐまのぬいぐるみ。いばり屋でおこりんぼのご主人の女の子の部屋から家出をしました。出かけた森は自由で、楽しいことがいっぱいありました。クリスマスの前日にサンタさんのプレゼント配りの手伝いもしました。最後の一軒でプレゼントはゼロ。ミシュカは…。心温まるお話です。

やさいのおなか

きうち かつ/さく・え
福音館書店
1,050円
5歳ぐらいから

 「これ なあに」とモノクロの断面図(やさいのおなか)が紙面いっぱいに描かれています。次のページで彩色され、さらに野菜全体の様子がわかります。どれも身近な野菜ですが、ちょっと難しいものもありますよ。みんなで当てっこをしてみて下さい。

おしゃべりな
たまごやき

寺村 輝夫/作
長 新太/画
福音館書店
1,260円
小学校低学年から

 小屋にぎゅうぎゅう詰めの鶏をかわいそうに思い、戸を開けて大騒動を起こす王様。しかし兵隊たちは王様が鶏に追いかけられたと誤解して、戸を開けた犯人探しを始めます。一生懸命頭を使い、嘘に嘘を重ねる王様ですが、突然、夕食の目玉焼きが喋り始めます・・・。

キュッパのはくぶつかん

オーシル・カンスタ・ヨンセン/さく
ひだに れいこ/やく
福音館書店
1,365円
小学校低学年から

 大好きなものに囲まれて暮らすのって素敵。キュッパは面白い物を集めてきては百科事典で名前を調べ分類し、ラベルをつけます。集めてきた物がいっぱいになったので、みんなにお披露目することにしました。見に来てくれたみんなを一生懸命おもてなししたその後は…。

ややこしや
寿限無 寿限無

齋藤 孝/編
田中 靖夫/絵
草思社
1,680円
小学校低学年から

 狂言、落語、いろは歌、付け足しことば……昔からの日本の言葉あそびの本です。言葉あそびで心が上機嫌になることが著者のねらいだそうです。難しそうと思わず声に出してみましょう。日本語のテンポの良さや響きの楽しさを味わってみて下さいね。

春の妖精たち
スプリング・エフェメラル

奥山 多恵子/文・絵
福音館書店
1,365円
小学校低学年から

 雑木林の木々や草花、昆虫などを四季を通して描いた美しい絵本。特に、春まだ浅いわずかな時間に咲く花々(スプリング・エフェメラル)が力強く生長していく様子を丁寧に紹介しています。春さき、足元に咲く花に目を向けたくなるかもしれません。

2013マザーズ・タッチ文庫として選考した絵本は、ここで紹介している30冊に次の22冊を加えた合計52冊です。
マザーズ・タッチ文庫は毎週日曜日の秋田魁新報読書欄でも紹介しています。
コーナーでは、読み聞かせのポイント「お父さん、お母さんへのないしょ話」を加え、絵本を更に詳しく解説します。お楽しみに!

図書名 作者名 出版社 年齢 価格
(円)
あっぷっぷ 中川 ひろたか/文
村上 康成/絵
ひかりのくに 0歳~ 924
おふとんかけて D・ハコエン&S・シャーシュミット/さく
いしづ ちひろ/やく
BL出版 0歳~ 1,365
きんぎょがにげた
 
五味 太郎/作 福音館書店 0歳~ 840
くっついた
 
三浦 太郎 こぐま社 0歳~ 840
こねこがにゃあ
 
ひろの たかこ/作 福音館書店 0歳~ 410
おおきいちいさい
 
元永 定正/さく 福音館書店 3歳~ 735
くさはら どん
 
松岡 達英/さく 福音館書店 3歳~ 840
しょうぼうじどうしゃ じぷた 渡辺 茂男/さく
山本 忠敬/え
福音館書店 3歳~ 840
はじめまして 新沢 としひこ/作
大和田 美鈴/絵
すずき出版 3歳~ 1,155
はなびドーン
 
カズコ G・ストーン/さく 童心社 3歳~ 998
もりのひなまつり
 
こいで やすこ/さく 福音館書店 3歳~ 840
しずくのぼうけん マリア・テルリコフスカ/さく
うちだ りさこ/やく、ボフダン・ブテンコ/え
福音館書店 5歳~ 945
すてきな三にんぐみ トミー=アンゲラー/さく
いまえ よしとも/やく
偕成社 5歳~ 1,260
どんぶらどんぶら七福神 みき つみき/文
柳原 良平/画
こぐま社 5歳~ 1,050
ベーコン わすれちゃだめよ! パット=ハッチンス/さく
わたなべ しげお/やく
偕成社 5歳~ 1,470
ろくべえ まってろよ 灰谷 健次郎/作
長 新太/絵
文研出版 5歳~ 1,365
えんまのはいしゃ くすのき しげのり/作
二見 正直/絵
偕成社 小学校
低学年~
1,260
トラのじゅうたんになりたかったトラ ジェラルド・ローズ/文・絵
ふしみ みさを/訳
岩波書店 小学校
低学年~
1,470
ぼくってだれ-人と人とのつながり 依田 省吾,依田 逸夫/文
高田 勳/絵
岩波書店 小学校
低学年~
1,325
まほうつかいのノナばあさん トミー・デ・パオラ/ぶん・え
ゆあさ ふみえ/やく
ほるぷ出版 小学校
低学年~
1,470
密林一きれいなひょうの話 工藤 直子/おはなし
和田 誠/絵
銀河社 小学校
低学年~
1,365
ワニのライルがやってきた B・ウェーバー/さく
小杉 佐恵子/やく
大日本図書 小学校
低学年~
1,529

これらの絵本は秋田県児童会館で貸し出しています。

絵本の読み方

「読み聞かせ」は、あなたとお子さんの
「声によるスキンシップ」です。

できるだけゆっくり、無理のない声で、心をこめて読んでください。
お子さんがお話を十分理解できるように。
ページをめくるときは、お子さんの様子を確認しながら、
ゆとりをもって次のページへ進みましょう。
絵だけ描いてある本は、指でさしてあげると理解しやすいでしょう。
物語の内容が理解できるようになったら、読み手の気持ちを
押しつけることのないよう、気をつけましょう。
もちろん、読むときにはテレビやビデオを消して…。

マザーズ・タッチ選考委員(図書の紹介文は、選考委員の皆さんが執筆しています)

氏名 所属 氏名 所属
金田 昭三 児童文化研究家 田丸 美穂 秋田県子ども読書支援
センター
仁村 由美子 聖霊女子短期大学
付属幼稚園
遠藤 美弥子 おはなしの会
「おはなしの扉」
柴田 麻衣子 横手市立雄物川図書館 長尾 理可子 秋田市立土崎図書館
佐藤 智子 秋田市立新屋図書館
おはなしのしずく
石井 元子 秋田市寺内保育園

※絵本は各書店またはもよりの図書館にお問い合わせください。