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鹿角市移住コンシェルジュ 勝又奈緒子さん(鹿角市)

都内ジュエリーアドバイザーから鹿角市移住コンシェルジュへ

移住相談風景 移住コンシェルジュ(地域おこし協力隊)として鹿角市で働く勝又奈緒子さんは川崎市出身。都内でジュエリーアドバイザーをしていましたが、30歳の節目に今後どんなところで人生を歩んでいくのかを改めて考え、旦那さんの地元である鹿角市への移住を考えたそうです。しかし、家族3人で全く新しい環境に飛び込むのは怖かったと勝又さんは話します。専業主婦になることも検討したそうですが、旦那さんに「視野が狭くなるし、出会いが少なくなってしまうので働いた方がいい」と背中を押され、「自然豊かなところで、自分らしく、仕事もして過ごせるなら」と、地域おこし協力隊に応募、移住を決意したそうです。

現在は、自分が移住する際に経験した不安や、体験を生かし、移住コンシェルジュとして移住相談を受けたり、移住体験ツアーやフェアの実施、それらの情報発信などを行っています。

経験を生かした活動

鹿角市SNS 移住コンシェルジュは現在、男性3人と女性3人で活動しています。居住物件関係や農業関係、子育て関係など得意分野に応じて役割分担がされているそうですが、楽しみを見つけて発信したり、コミュニティを広げる活動など、特に女性の視点やニーズが活きる場面で女性コンシェルジュが活躍しているそうです。そのなかでも特に、勝又さんが力を入れて取り組んでいるのが、自身も不安に思っていた知り合いのいない土地での「子育て」に関する情報発信です。「移住してみると、地域の人が見守ってくれたり、安価で一時保育を受け入れてもらえたりと、鹿角は子育てに手厚いと感じた」と話す勝又さん。その経験を生かして、不安に思われている移住者に説明をしたり、PR活動をしているそうです。

積もった雪に飛び込むことが移住者にとってはアクティビティになることを発見したり、「除雪って何センチ積もったらやるべきなの?」といった質問にも、移住した経験が生きています。これからは単純な情報だけではなく、子育てから見える家族のかたちや、猟友会や温泉、祭りなどを含めた「鹿角」という土地での特徴など、もっと日常に即したPRにも力を入れていきたいと語ってくれました。

頑張りたい女性・移住検討している人へのメッセージ

移住コンシェルジュとしての会議 勝又さんは、頑張りたい女性へのメッセージとして、「子育てや家庭を理由に、やりたいことをあきらめるのではなく、小さなことでも満足が出来れば生活や生き方は楽しくなると思う。小さいことでも楽しんで、ポジティブに思える女性に私もなりたいと思っているので、みなさんと一緒に頑張っていきたいです」と話してくれました。

さらに移住を検討している人に対しては、「移住は決して簡単なことではない。しかし、いままでの生活をガラッと変えるチャンス。悩んだら、実際に足を運んで、新しい人や場所に出会ってみてほしい。是非鹿角にも一度来てみてください。楽しいですよ!」と呼びかけてくれました。

鹿角市地域おこし協力隊 移住コンシェルジュ

●鹿角市HP http://www.city.kazuno.akita.jp/concierge/
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鹿角市役所 制作企画課 鹿角ライフ促進班

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●秋田県鹿角市花輪字荒田4番地1
●電話 0186-30-1310