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株式会社あきた森の宅配便 栗山奈津子さん(小坂町)

栗山奈津子さん

秋田の山菜の魅力

 注文があった山菜を採りに行き、それをお客様に届ける「株式会社あきた森の宅配便」の2代目社長を務める栗山奈津子さん。平成18年にお父様が副業として始めた事業で、平成26年から栗山さんが社長となりました。山菜の収穫シーズンである春から秋だけではなく、塩漬けや缶詰、瓶詰、乾燥もの、さらに山菜そばセットやきのこ鍋セットなど、冬場の商品も充実させ、今では関東を中心に全国各地から注文があるそうです。

 秋田の山菜の魅力について栗山さんは「生活に結びついている。長い冬が終わり、春の訪れとともに芽吹いたものを食べることは、秋田県人の遺伝子に組み込まれていることだと思います」と語ってくれました。

地元に戻るきっかけ

栗山奈津子さん 栗山さんは県外の大学に進学し、卒業後は県外の食品会社へ就職しました。地元に戻って来たきっかけは、大学時代から感じていた地元への危機感にあるとのこと。帰省時、町の広報を読むと人口が減っていたり、買い物に行っても高齢者ばかりで、いずれこの街が廃れてなくなってしまうのではという思いを少しずつ抱いていったそうです。会社員時代の営業の仕事は、嫌ではありませんでしたが、決してやりたい仕事ではありませんでした。「ずっとやりたかった『農業や自然に関わる仕事』が、今ならこの街でできるのでは」と思い、地元に戻ることを決意したそうです。

 そのことを早速家族に相談したところ「じゃあ、社長をやるか?」と突然言われました。「驚きましたが、『じゃあ、やろうかな』と思いました。始めは『うまくいかなかったら別のことをやればいい』くらいの気持ちでしたね。そう思っていたらもう4年が経過していました」と栗山さんは話してくれました。

チャレンジ

栗山奈津子さん 新商品などの新たな取組について、栗山さんは「売れるかどうかはやってみないと分からないので、これをやったら面白いかもと思うことをやっています」と話します。山菜採りのプロを「山の名人」と名付けていて、その名人の知恵を活かせて、地域にあるものをアピールでき、都会の人たちが欲しいものであれば、どんどんチャレンジしていきたいそうです。

 「失敗はよくありますが、うまくいかなかったところは改善して、またチャレンジするので、やったけどダメになったことはほとんどないです」とも話してくれました。

今後の取組について

 「山菜や秋田の魅力をもっとたくさんの人、多くの世代に知ってもらうため、通年販売できる商品を増やしたり、もっと若い人向けの商品も増やしていきたいです」と栗山さんは話します。

 最後に同世代の方へのメッセージとして「一生懸命努力することも大切ですが、勇気を持ってまずは一歩踏み出すことが重要です。色んな人に相談をするときっと良きアドバイスを得られると思います」と語ってくれました。

株式会社あきた森の宅配便

●鹿角郡小坂町小坂字中前田36
●電話 0186-29-3003
●HP  http://akita-mori.com/

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