マックスバリュ東北株式会社 琴丘店店長 佐々木明子さん
2016年11月4日
今の仕事を選んだ理由
マックスバリュ琴丘店の店長を務める佐々木明子さん。前の河辺店も含めて、店長としては今年で3年目。スーパーマーケットの店長の仕事は、来店されるお客様が買い物しやすい売場づくりや売上などの数値管理、人手が足りない売場のサポートやスタッフの心のケアなど、店舗運営に関する全てのことに関わるとても責任のある仕事です。
17年前、子どもが保育園に通うようになり、そこから近いところで働きたいと思い、現在のマックスバリュ河辺店でパートとして働き始めました。働く前は、自分自身のことを人見知りだと思い、小売業や接客業は向いていないと思っていたそうですが、いざ働いてみるとそのようなことはなく、人と接する仕事の面白さを感じるようになったそうです。
パートから副店長、そして店長へ
1999年にパートとして働き始めてから10年目の2009年にマックスバリュ河辺店の副店長になりました。当時の上司からの推薦で、「あなたはやればできる人だから、もっと責任のある仕事をしたほうが良い」と言われたことががきっかけでした。最初の頃は、店長の代わりができるのか、パートさんが付いてきてくれるのかと不安に思ったそうです。その後、会社から正社員への登用と店長への昇進を打診され、2013年に河辺店の店長となりました。ちょうどその頃、子どもも成長し、子育てがひと段落した時期にもなったので、仕事の幅を広げてみようと思い、店長となりました。
この仕事の魅力
「今の仕事は『ここまでやれば良い』ということがないので、それが次から次へと自分のやる気を上げるきっかけになっています」と佐々木さんは話します。また、お客様のニーズは常に変化していくので、常にそれに応えていくのが仕事をする上で面白いことだと感じているそうです。そして、「私たちは商品を買っていただいている立場なので、お客様に対して『ありがとうございます』と言う場面はありますが、逆にお客様から感謝の言葉をいただくこともあり、非常に嬉しいです」とも話してくれました。
仕事と生活の両立
佐々木さんの自宅は秋田市河辺にあるため、現在の琴丘店店長着任時から単身赴任となりました。佐々木さんは「私の場合、家族の理解があり、とても恵まれています」と話し、「仕事が休みの日は自宅に戻り、家のことをしっかりとやるようにして、仕事をいっさい家には持ち込まないこと、仕事の日と休みの日の気持ちのオンとオフの切り替えをしっかりと行うことを心掛けています」と話してくれました。
働く上で大切なこととこれからの目標
佐々木さんは「限界を設けない」ということを意識しているそうです。パート時代の口癖が「もう限界」でしたが、当時の上司に「限界、限界と言っているけど、いつも乗り越えているよね」と言われたのがきっかけで考え方を変えました。「もう限界」と言わなくなるようなると行動も変化して、積極的に物事に取り組めるようになったと語ります。
これからの目標として、「このまま管理職として働き、部下の育成に携わっていきたい」と佐々木さんは話します。これからのスーパーマーケットを担うスタッフの働く環境づくりや、スーパーマーケットで働くことがいいなぁと思える職場風土を作っていきたいそうです。
マックスバリュ東北株式会社
●秋田市土崎港北1丁目6-25
●電話 018-847-0111
●HP http://www.mv-tohoku.co.jp/