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秋田県総合診療家庭医養成プログラム

秋田県総合診療・家庭医養成プログラム専門研修医の募集

 複数の疾患を持つ患者さんが増えており、総合的診断能力を有する医師が求められています。 
   本プログラムは、総合診療・家庭医として一定のレベルを獲得し、将来、地域医療を志す医師の指導者を育成するため、秋田県と秋田県厚生連が連携しながら実施する専門研修プログラムです!
 なお、プログラムは、平成26年度から、新たな専門医制度導入に先駆けた新研修制度(Ver.2)に改定しております。

プログラム training プログラム

 平成24年4月より専門研修がスタートしました。研修においては、熱意あふれるスタッフと素晴らしい外部講師陣の指導により、楽しみながらもしっかりと学ぶ環境が整備され、総合診療・家庭医としてのキャリア形成へ向けた第一歩が踏み出されました。

 研修内容や風景を動画配信しています。是非、ご覧ください!

     第一弾(平成24年度研修概要)     QuickTimeQuickTime | MediaPlayerMediaPlayer

     第二弾(平成25年度研修風景)     MP4動画 | MediaPlayerMediaPlayer
 

プログラム プログラム プログラム プログラム

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 すべては「地域医療のため」に

田県総合診療・家庭医研修センター長 齊藤 崇
秋田県総合診療・家庭医研修センター長
齊藤 崇

 今、医療現場で「総合医」と称される存在が切実に求められています。医師不足の嵐に見舞われる中小規模の地域医療機関だけでなく、一見スタッフの充足に恵まれているように見える基幹病院ですら、専門分化しすぎた故の問題が吹き出して現場の空気をギスギスしたものにしてきているからです。病院のフロントには患者さんの抱える問題にトータルにアプローチするセクションが必要です。そして専門医と適切に連携するのはもちろん、リハビリ、療養を伴う後方支援病院や退院後の在宅支援チームとの連携のコーディネート役を務めるのも総合診療部門です。しかし誤解のないように重ねますが、総合医は決してスーパーマンではありません。また、専門医が悪いわけでも総合医が偉いわけでもありませんし、その逆もまた真です。どちらも必要だからです。「総合」ということで一番大切なことは、現場での立ち位置や志の問題だと思っています。「日本版ホスピタリスト」という名のお医者さんを目指そうかと思います。
  ともに学び、ともに頑張る仲間を切に募ります。

アドバイザー(外部講師)の先生

 定期的にご指導を頂いています。

長谷川仁志 教授
長谷川 仁志 教授
秋田大学大学院医学系研究科
医学教育学講座

寺澤秀一 教授
寺澤 秀一 教授
福井大学医学部
地域医療推進講座

三瀬順一 准教授
三瀬 順一 准教授
自治医科大学
地域医療学センター

小野剛 院長
小野 剛 院長
横手市立大森病院

平成26年度開始 専門研修医募集

プログラムの特徴

  • 今までのキャリアを生かして希望する科や分野を選択できるなど、テーラーメードの研修が可能です。
  • 定期的な形成的評価とフィードバックにより、総合診療・家庭医としての知識と技術を確実に修得できます。
  • 地域医療の指導に実績のある自治医科大学地域医療学センターと連携しながら、各科指導医が総合的なサポートを行います。

養成する医師像

  • 総合病院の総合内科又は中小病院規模の一般内科における救急外来の初期診断や治療を行うことができる能力を身に付けます。
  • 幅広いプライマリ・ケアの知識、技能、態度を身に付け、専門科や他職種と連携して多様な患者のニーズに対応できる能力を身に付けます。

総合診療・家庭医養成プログラム

  • 勤務形態(4年目以降は希望に応じて実施)
  研修先病院 研修内容
1年目 秋田厚生医療センター
※湖東厚生病院において地域医療研修を実施
内科、小児科、救急等をローテート
※個別に希望する科の調整を行い、希望に沿った形でのプログラムを設定します。
地域医療研修
2年目
3年目
4年目以降 希望する医療機関 総合関連専門医取得
各科専門医取得

  ※秋田厚生医療センターのホームページへ
  ※湖東厚生病院のホームページへ

研修修了後(3年)に取得する受験資格

  • 家庭医療専門医(日本プライマリ・ケア連合学会)
  • 認定内科医(日本内科学会)※2003年以前の国家試験合格者を除く
  • 日本在宅医学会認定専門医(日本在宅医学会)

研修内容

  • 期間中、定期的に各種セミナー、カンファランスを開催するとともに、指導医の指導の下、学会発表、論文投稿等もしていただきます。
  • 学会、研究会等への参加については他に定める規定により、参加費、旅費を支給します。

研修期間修了後について

  • 取得した能力を十分に発揮できる勤務先を責任を持って紹介します。

その他

  • 処遇などに関する希望については随時協議いたします。
  • 希望される場合は、研修資金(月額20万円)を貸与します。
    ※研修修了後、直ちに公的医療機関等に貸与期間と同じ期間を勤務した場合は返還が免除されます。(貸与期間最長3年)

募集要項

   秋田県厚生農業協同組合連合会の職員として採用します。

    給 与 等
秋田県厚生連の規定に基づきます。
(医師免許取得後 3年目:約900万円、10年目:約1,300万円)
労働者災害補償保険、研修医賠償責任保険、雇用保険、厚生年金、健康保険加入
    宿   舎
必要に応じて手配します。

研修や施設を見学してみませんか?

集合写真

  研修の見学は随時行っていますのでご連絡ください。
  平成25年3月に秋田県総合医療・家庭医研修センターが完成しました。

 

お問合せ

  秋田県健康福祉部 医務薬事課 医師確保対策室
  TEL:018-860-1410 e-mail:ishikakuho@pref.akita.lg.jp
  秋田県厚生農業協同組合連合会 医療従事者確保対策室
  TEL:018-864-2625 e-mail:kakuho@akitakouseiren.or.jp

 

 

プログラムの概要

 本プログラムは、総合診療・家庭医として一定のレベルを獲得し、将来、地域医療を志す医師の指導者を育成することを目的としています。
   プログラムにおいては、今までのキャリアを生かして希望する科や分野を選択できるなど、テーラーメードの研修を行うことが可能です。

研修の目標

 本プログラムでは、幅広いプライマリ・ケアの知識、技能、態度を身に付け、専門診療科医師やコメディカル部門各職種、地域保健分野における行政部門等と連携して多様な患者ニーズに対応できる医師を目指すとともに、次に示す医師像への到達医を研修目標とします。

  • 主として二次救急医療を担う地域医療の中核となる基幹病院の総合診療を担う医師
  • 地域における健診・予防医療から在宅訪問診療までを含む地域の包括的ケア機能を担う地域基幹病院において総合内科型外来・総合診療を担う医師
  • 診療所・訪問診療を担当する家庭医療を担う医師

研修の具体な到達の目安

1.家庭医療を提供する能力について

 家庭医療を提供していくためには、医学的問題の把握のみならず、その患者を取り巻く家庭環境や、その地域社会の特徴などの背景を理解することが極めて重要となる。本プログラムでは、こうした能力を養うべく次の事項を研修の具体な到達の目安とする。

  • 患者や家族の視点から自立して外来診療することができること。
  • 入院患者の管理を自立して行うことができること。
  • 患者や家族の問題に対して患者や家族と共通の理解基盤を見出すことができること。
  • 患者の抱える問題のマネジメントに関して、それぞれの役割について患者や家族と合意することができること。また必要に応じて援助することができること。
  • 全人的な医療の視点で患者を捉えることができること。

2.地域包括ケアに係る能力について

 本県においては、高齢化が著しく進行し、患者の多くが複数の疾患を抱えていることが多い。こうした患者に対して、安全に、効率よく、そしてバランスよく統合されたケアを提供する能力が今まさに必要とされている。また、これと同時に生活習慣病などに関する患者教育を行う能力も併せて求められており、こうした能力を養うべく次の事項を研修の具体な到達の目安とする。

  • 地域包括ケアについて説明することができること。
  • 専門医と適切な連携を行うことができること。
  • 患者の年齢・性別にかかわらず、大多数の健康問題の相談にのることができること。
  • 複数の健康問題を抱える患者に対して、統合されたケアを提供することができること。
  • 行動変容のアプローチを用い、患者教育を行うことができること。

3.地域・コミュニティーをケアする能力について

 家庭医には、地域の健康に関するニーズを把握し、地域のその他の専門職と協力して様々な介入をしていく能力が求められる。この能力を養うべく次の事項を研修の具体な到達の目安とする。

  • 地域の保健・医療・福祉の資源を理解し、必要に応じて活用することができること。
  • 地域での有病率や発生率を考慮し、治療と予防の立場から介入できること。

4.医師として備える能力について

 家庭医に限らず、医師という専門職業においては、常に、高い倫理性と標準的な診療能力を維持していくことが必要とされる。この能力を養うべく次の事項を研修の具体な到達の目安とする。
   また、特に家庭医には、患者や家族へケアを提供していく上で、様々な職種の人とチームを形成したり、中小病院といった組織で働くにあってはその組織のリーダーとしての役割を担うことが多い。このことからこの能力を養うべく次の事項を研修の具体な目安とする。

  • 患者の抱える問題に対して適切な病歴と身体所見をとることができること。
  • 行うべき検査を慎重に選択し用いて結果を解釈し、鑑別診断を絞り込むことができること。
  • EBMに基づいた意志決定を日常の診療に応用することができること。
  • 必要不可欠な手技を身に付け行なうことができること。
  • 常に新しい情報にアプローチし、実際の診療の質を向上させることができること。
  • 自身を振り返り、評価することができること。
  • 自身の評価を基にしながら、向かうべき方向を導き出し、それに向かって直実に行動することができること。
  • チームの一員としてスタッフと協力し、その役割を果たすことができること。
  • チームワークの構築や促進に貢献することができること。

5.教育と研究について

 本プログラムの修了者は、研修修了後、教育者としてプライマリ・ケアの発展に貢献することが大いに期待されるところである。このため、この能力を養うべく次の事項を研修の具体な到達の目安とする。

  • 研修医や看護婦に対して1対1の教育を行うことができること。
    ※例:研修医へ抗生剤の使用方法、看護婦へ医療機器の使用方法 など
  • 研修期間中に一定の臨床に係る研究を終えることができること。

研修の内容

   具体な研修内容は次のとおりとする。

1.初年次および2年次

   秋田厚生医療センターの救急・総合診療部(在宅訪問診療ならびに院内緩和ケア診療を含む)を原則3ヵ月以上、内科部門(循環器科・消化器科・血液膠原病内科・腎内科・糖尿病代謝科・呼吸器科・健康センターにおける保健活動)6ヶ月以上、小児科3ヵ月以上をローテーションし、総合医・家庭医研修の核となる内科系及び小児科の研修を行う。さらに個々に希望により整形外科(外傷外科含む)、放射線科、あるいはその他の専攻系診療での研修(最大12ヶ月)も可能とする。

2.3年次

   家庭医療施設(湖東厚生病院)において、総合医・家庭医として必要な外来・病棟・在宅診療の実践研修を行う。この期間は通算で計12ヶ月とするが、初年次、2年次に3~6ヶ月単位で分割研修することも可能とする。

研修の評価

  主として次の通り取り組むものとする。

1.総括的評価について

   秋田厚生医療センター、湖東厚生病院内にて定期開催される総合診療カンファランス並びに救急カンファランス、地域医療連携カンファランス、緩和ケアカンファランスなど、各カンファランスにおける発表・ケースレポート提出・関連諸学会への出席・演題発表などを、ポートフォリオとして収載するとともに、秋田県総合診療・家庭医研修センター指導医ならびに外部講師(自治医科大学地域医療学センター指導医)が、研修到達の評価を行う。
   また、定期的にプログラム責任者と研修医が面接(目標設定・中間・期末)を実施する。研修修了認定については、提出されたポートフォリオに基づき、外部評価者(講師)を加えた複数名の評価者による口頭試問を行い実施する。

2.形成的評価について

   研修者が、研修(診療)過程においてどの程度目標が達成できているのかを確認するため、家庭医療を特徴づけるポートフォリオを随時作成し、評価を受けるとともに、達成度の低い学習者に対してはその場において個別対応(フィードバック)を実施していく。

研修の指導体制

  • センター長・プログラム責任者   齊 藤  崇
  • 副センター長                       小 野  剛
  •    〃                          作佐部 大             
  •    〃                           桑原 直行

家庭医療専門研修

研修領域 研修病院名・診療科名 氏名
家庭医療専門研修 湖東厚生病院(内科)

小野 剛(横手市立大森病院 院長)

中鉢 明彦(湖東厚生病院 院長)

 

必修の領域別研修

   

研修領域 研修施設名 氏   名

内科
(6ヶ月以上)

秋田厚生医療センター
(救急総合診療部)
齊藤 崇
作左部 大(緩和ケア)
桑原 直行(在宅訪問診療)
寺澤 秀一(外部講師 福井大学)
長谷川 仁志(外部講師 秋田大学)
三瀬 順一(外部講師 自治医科大学)

秋田厚生医療センター
(臓器別内科)

田村 芳一(循環器領域)
渡部 博之(消化器領域)
北林 淳(血液・膠原病領域)
大谷 浩(腎臓病領域)
下斗米 孝之(糖尿病・代謝内分泌領域)
福井 伸(呼吸器領域)

小児科
(3ヶ月以上)

秋田厚生医療センター
(小児科)

小松 真紀
畑澤 千秋(小児外科)

望ましい領域別研修

研修領域 研修施設名 氏   名
一般外科 秋田厚生医療センター 遠藤 和彦
産科婦人科 秋田厚生医療センター 齋藤 寛
吉岡 知巳
救急医学 秋田厚生医療センター 作左部 大
整形外科 秋田厚生医療センター 阿部 栄二
鵜木 栄樹(外傷外科部門)
湖東厚生病院 荻野 正明
皮膚科 秋田厚生医療センター 高橋 祐子
泌尿器科 秋田厚生医療センター 木津 典久
眼科 秋田厚生医療センター 早川 宏一
湖東厚生病院 中山 龍子
耳鼻咽喉科 秋田厚生医療センター 荒井 直樹
放射線科(診断・撮影) 秋田厚生医療センター 大町 康一
臨床検査・生理検査 秋田厚生医療センター 佐々木 俊樹(臨床検査・病理部門)
高橋 正人(臨床検査・病理部門)
田村 芳一(生理検査部門)
リハビリテーション 秋田厚生医療センター 村井 肇(運動器リハビリテーション)
松岡 悟(心臓リハビリテーション)
臨床薬理 秋田厚生医療センター 齊藤 崇

交通のご案内

  JR奥羽本線の利用
  土崎駅より
タクシー 10分
料金約 1,500円
バス 15分
  秋田駅より
バス 35分