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秋田で医療を始める先輩たち

岡崎 三枝子 先生(小児科)

自分のめざす医療

 

秋田大学医学部附属病院 小児科特任助教 岡崎 三枝子 先生

 埼玉生まれの大阪育ちであった私が、今や秋田暮らしが一番長くなってしまいました。

 高校卒業後、千葉大学看護学部で看護学を2年学んだ後、秋田大学医学部入学し、卒後も秋田に残りました。小児科一般研修の後、救急疾患に関心が強く、小児循環器を専門とすることに決めました。

研修当初、秋田県は小児人口も少なく、小児科医としての力量が都会で研修した医師と比較して劣るのではと心配していましたが、全国的に増加する小児専門医療へのニーズ、求められる知識と技量、さらに小児科医不足もあり、全く困ることはありませんでした。

 さらに現在は小児循環器医として、複雑心奇形の胎内診断から、生後の診断・集中治療、周術期管理など、3 次医療機関でしか出来ない専門医療を行っています。

 忙しさは常にありますが、その中で結婚・出産も経験しました。子ども達は秋田の自然の中すくすくと育っています。大学は教育機関でもあるため、秋田での医療や結婚子育てとの両立に不安を持っている医学生、若手医師の皆さんに巡り会います。

 「なぜ医師になりたかったのか」を常に自らに問いかけ、自分の中心にある一本の柱を据えて進んで行けば、どこで仕事をしても何を専門としても、自分のめざす医療を実現できるのではないかと思っています。

2011年9月