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秋田で医療を始める先輩たち

原 賢寿 先生(神経内科)

秋田に居る理由

秋田赤十字病院 神経内科 原 賢寿  先生

 山形県酒田市に生まれ育ち、その後新潟で20年を過ごした後、訳あって秋田に来て、9年が経ちました。日本海側でしか生きてこなかった人生ですが。秋田は自然、食、住居、教育などについては非常にバランスのいい県だという印象があります。
 東北地方の医師不足が叫ばれて久しいですが、都会の生活が必ずしも優れた医師を養成する環境とは言えない部分も多々あります。需要と供給のバランスが崩れた結果、患者の奪い合いが発生したり、極端に守備範囲が狭く、自分の興味ある分野しか診ない医師が量産されているのは問題です。人は群れると逆に無力化し、孤立したときに個人の威力が発揮されることがあります、神経内科医の少ない県だからこそ、その仕事に大きなやりがいを実感させられる点が、自分がここに居る理由なのかもしれません。自分を本当に必要としている場を選ぶこと、そして情熱のある優れた指導医に出会うことがハッピーな医師人生を歩むコツです。その両者において秋田県は申し分ないと思います。
 

 
平成30年3月