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語りを聞く

前野自治会長 秋元忠雄さん

画像:前野自治会長 秋元忠雄さん

 秋本忠雄さんは、7代目の前野自治会長を務めます。北秋田市森吉町出身。昭和51年(1976年)に前野自治会が発足した当時、秋元さんは子供も生まれたばかりで、家の新築を検討していました。家族と共に前野地域に移転し、自治会発足時は役員メンバーの一人として活動したそうです。
 
 前野地域は新興住宅地のため、古くから伝わる伝統行事などはありませんでした。お祭りで使用する御神輿も現在使用しているものを購入するまでは、地元の酒屋から提供してもらった樽に花を飾り付け、手作りの御神輿を使用していたと言います。集落練り歩きに使用する「祭」と書かれた巨大内輪も秋本さんたちの世代が作りました。
また、親戚等のつながりもほとんど無いため、住民の「横のつながり」を意識し、野球チーム「前野パイレーツ」を地域の仲間と結成。当時、流行していた「朝野球」を行ったりもしました。
 
 自治会長になってからは、会館に納涼会、雪まつりなど、季節ごとの行事写真を掲示するようになりました。他の地区の集落会館に行った際、住民の写真が掲示されているのを見て、掲示するようになったそうです。特に子供たちの写真は好評で、地域の子供たちが参加した綴子駅伝大会の写真を掲示したところ、当日に参加できなかった親御さんが、自分の子供の写真を見つけて喜んだと言います。
 
 自治会活動で心がけているのは「裏方になること」。
 号数がバラバラだった「前野だより」は「先輩たちが残してくれた宝」と、住民に呼びかけて全ての号を集め、永久保存版にまとめました。また、高齢者を対象に企画した室内グラウンドゴルフ「ゴルレンクラブ」は、毎回17~18人近くの住民が集まり、「みんなが喜んでくれる姿を見ると、やってよかった」と感じています。
 
 平成28年には前野自治会は発足40周年を迎えます。一人暮らしの高齢者が増えていく中で、秋元さんは「自分たちの活動を若い人たちにつないでいければ、高齢者の皆さんも楽しめる地域になる」と考えています。
2015年3月31日掲載

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