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語りを聞く

山田地域づくり協議会 会長(平成21年度) 浅利重博さん

画像:山田地域づくり協議会 会長(平成21年度) 浅利重博さん

 -負けず嫌いの山田のリーダー- 

 「ここ数年、公民館には獅子踊りと子供の写真くらいしか張ってなかったんですよ。この1年で写真が倍以上に増えました。目的がある証拠で嬉しいですね」公民館に飾られた『菜発見市』に『ワラポーチ作り』、『六本木ヒルズイベント』などのスナップ写真を眺めながら語るのは、山田集落の地域づくり協議会の会長を務める浅利重博さんです。
 
 2009年から山田に訪れた大きな変化は、協議会の役員改選から始まっています。前メンバーから引き続き役員を務める安部貞栄さんは、新メンバーを「新しい山田を作っていくための最高のメンバー」と表します。
 
 民間企業で腕を振るった副会長の赤坂実さん、東京生活を経て山田に戻ってきた会計の藤島光雄さん、そして山田で育ち、山田の気質を見事に体現している会長の浅利重博さん。
 「私にできないことを皆がやってくれます。とても頼りになるスタッフです。私がいなくてもやっていけるんですよ(笑)」と謙遜する浅利さんですが、他のメンバーは浅利さんを「行動力があり、リーダーとして存在感がある、山田を引っ張っていく得難い人物」と口を揃えます。
 
 山田の人間は負けず嫌いでまとまりの強さが特徴。その強いエネルギーを引っ張るリーダーは、やはり山田を象徴する負けず嫌いでなければなりません。「負けるのが大嫌いな集落ですから、私も言ったことは絶対まげないんですよ。」という浅利さんに、メンバーは「たまに軌道修正しないといけないんだよな」と冗談めかしながら談笑します。
 
 前の役員から唯一残っている安部さんは、浅利さんたっての願いで引き続き役員を務めています。山田ならではの魅力を外部に発信してきた安部さんは、浅利さんたちにとって頼りがいのある先輩。安部さんは「今まで山田がやったことのないことにこのメンバーは挑戦している。集落のみんなが期待しているんです」と語ります。
 
 山田は今、ワラ名人たちの技術を継承し、ワラを用いて『山田』を外部に発信しています。浅利さんの夢は「モノ作りの基本を学ぶ道具として、ワラ作り体験を提供したいと思ってます。モノ作りの根本を学ぶには、完成されたものをただ渡すのではなく、体験が必要だと思うんです。地域と次の世代を繋ぐ道具として山田を発信していきたいです」。頼もしいスタッフと共に、浅利さんのチャレンジは始まったばかりです。
 
                               2010年4月掲載

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