本文へスキップ

語りを聞く

越山十日会

画像:越山十日会

 
越山地域は、蛭沢、田茂の木、長谷地、羽立、大石渡、越山の6集落から構成されています。その越山地域で38年間、活動を続けているのが越山十日会です。地域の有志の方々で組織する越山十日会は、教養、文化、産業、経済といった地域住民の生活の向上を目的に発足しました。毎月10日にメンバーの定例会を開くことから「十日会」と名がついたそうです。10日に集まる習慣は今も続いています。
 
五色湖、五色の滝、糸滝、三階の滝など、越山には多くの景勝地があります。その他にも、山瀬ダムや三菱重工業株式会社の田代ロケットエンジン燃焼試験場といった公共、民間施設が点在し、越山は集落外から多くの観光客が訪れる、地域資源の宝庫でもあります。越山十日会では、そんな観光客のために景勝地に案内板を設置し、山瀬ダム展望広場には八重桜を植樹、その他にも、福寿草群生地を整備するなど、美しい越山の景観づくりに取り組んできました。
 
山瀬ダムの奥にある五色湖ロッジの指定管理団体でもある越山十日会は、毎年10月に行われる五色湖祭りの運営を行っています。そんな多岐に渡る会の活動を支えるのが越山の女性陣です。年に1回、女性たちへの感謝をこめ、越山十日会の男性陣が「婦人感謝祭」を開催するのが会の恒例行事となっています。現在は温泉への慰安旅行に形を変えていますが、かつては、越山のお父さんたちが、割烹着を着て手作りのきりたんぽをご馳走する微笑ましい風景が婦人感謝祭で見ることができました。
 
 人々の結びつきが薄くなりつつある現代において、越山十日会の活動は「人」と「人」を結びつける効果を集落にもたらしています。
2011年4月掲載

ページ上部へ戻る

北秋田の関連情報