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食を楽しむ

かすべなます

 上小様地域で、今でも大晦日や正月によく食べられる郷土料理が「かすべなます」です。「かすべ」とはガンギエイというエイのことです。

  かすべなますの作り方ですが、茹でてから擂り鉢ですり下ろしたかすべの肝をお酢、砂糖、味噌などで味つけしてタレ状にします。そのタレに、茹でて小さく切ったかすべの身とネギや大根おろしを加えて和え、しっかりと味を染み込ませます。酢味噌の甘酸っぱさにエイのコリコリした食感が独特な味わいを出します。

 昔、かすべが出回る冬場に、上小様地域の人々は、かすべを「ソリ」のように引きながら雪道を歩いたといいます。かすべなますは「おふくろの味」として、今も、年の暮れからお正月にかけて上小様地域で食べられています。

 
2012年5月掲載

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