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語りを聞く

甚兵エ川原自治会

画像:甚兵エ川原自治会

 鹿角市と小坂町の境目にある甚兵エ川原(じんべえかわら)集落は、旧十和田町の最北端に位置する、戸数29戸(32世帯)=平成23年(2011年)現在=の小さな集落です。
古くから小坂町の小坂鉱山との結びつきが強い地域で、集落の人々は鉱山で働き、小坂町の市日(朝市)にも商品を出して生活の糧としていました。
また、鹿角名物の「しそ巻き大根」は、甚兵エ川原集落の「南蛮巻き大根」が発祥と言われ、その他にも、サメの出し汁を使った納豆汁など、小さな集落内には独自の食文化が発達しています。

 集落では、甚兵エ川原自治会が元旦の朝9時から通常総会を行い、一世帯から一人出席してもらって地域運営を行っています。自治会の役員任期は1期2年。長期間、同じメンバーが役員を続けると慣れも出てきます。新しく改革していくことも考慮し、長くても役員は4年までと決めています。
役員を決める際は、住民に無記名で6人の名前を記入してもらい選挙を行います。一番票の多い順に選出した6人が役員を務めます。そして6人の役員が話し合いをし、自治会長や会計などの役職を決定します。

 少子高齢化により、行事の数が減りつつある甚兵エ川原集落ですが、集落内にある2つの神社祭典は住民によって大事に守りつがれています。
平成23年には、鹿角市と秋田看護福祉大学と共同で、活用できる地域資源の調査を行いました。
「自分たちの良さを知り、何かを見つけていきたい」。現状を知り、どんな方向に集落をもっていきたいか、甚兵エ川原自治会の取り組みは始まったばかりです。

2012年5月掲載

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