鹿角市三ツ矢沢地域にある中新田自治会館の横を流れる新田沢(しんでんさわ)川は、上流の上新田から中新田に向けて流れています。

 普通、岩や小石、砂が堆積して川底を作っていますが、ここの川底はちょっと不思議な形をした、波打つような岩肌が水面から顔を出しています。

 長い時間をかけて、水の流れがほんの少しずつ岩を削りだして作られたと考えられます。独特の風景で、他では中々見ることができません。三ツ矢沢を訪れた際には、是非川底に目をこらしてください。

平成25(2013)年6月掲載

こちらの記事もおすすめです

三ツ矢沢地域の取組

 鹿角市三ツ矢沢(みつやざわ)地域の名前は「三つの谷沢」という説があります。三ツ矢沢の山向こうは尾去沢鉱山。鉱山の発達と共に集落が発展しました。鉱山で働く人と、その人々に山で作った炭や山の幸を売って生計を立てる人たち...

地域活動

地域団体

絶壁の「種岩」

 鹿角市三ツ矢沢地域の下新田集落の外れに、大きな崖とも一枚岩とも見える大きな黒々とした岩場があります。地元の人が季節折々の桜やもみじを楽しんでいる場所で「種岩」と呼ばれています。山肌をくまなく樹木が覆う谷あいで、...

歴史

ビューポイント

坑道の通学路

 鹿角市三ツ矢沢地域から、尾去沢鉱山へと山を貫く坑道。この坑道は、かつて三ツ矢沢の子どもたちが通学路としても使っていました。  坑道の中は電灯のおかげで明るかったのですが、停電の際は真っ暗になり、足でトロッコのレー...

歴史

地域の歴史