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語りを聞く

堀回地区コミュニティ推進委員会の活動

画像:堀回地区コミュニティ推進委員会の活動

 堀回地域に伝わる伝統行事「元城獅子舞」は昭和30年代、後継者不足により行事が途絶えてしまいます。
昭和49年(1974年)のコミュニティ発足後に、コミュニティが全家庭に支援を呼びかけ集まった寄付金は30万円。その資金をもとに保存会が元城獅子舞をよみがえらせ、羽後町の無形文化財第一号に指定されます。
その後も元城門松展・元城盆踊りなど、堀回コミュニティの尽力で復活した伝統行事は数え切れません。

さらに、全戸参加の西馬音内川クリーンアップや地域の名水・伊勢鉢清水の環境整備、在宅福祉活動、地域行事の催し、行政とのパイプ役なども堀回コミュニティの大きな役目。コミュニティ活動は、全て「みんなの力で住みよい地域づくり」が合い言葉です。

県内有数の豪雪地帯である堀回。除雪の負担を少しでも軽くしようと昭和57年(1982年)に完成した流雪溝の設置には、住民が所有する溜池の埋立が条件となり、住民の合意を得るためコミュニティは奔走します。29年たった今、流雪溝は冬の生活から住民のイライラを解消し、堀回の大きな誇りの象徴となっています。

今、堀回コミュニティが取り組むのは地域の小子化問題。復活した伝統行事も後継者がいなければ継続させることは不可能。子供たちを守り育てることで地域の未来に繋がります。
地域の子供安全委員会は「じいちゃんばあちゃんのPTAを作りたい」というお年寄りたちの声がきっかけで誕生しました。警察の講習を受け、青色回転灯を付けた住民ボランティアの車が通学路のパトロールを行い、著名な有識者を呼んでの小子化対策後援会などを開催しています。 

タイムカプセル記念碑

史跡や湧水、見どころ満載の堀回の風景には、堀回コミュニティの活動の歴史を垣間見ることができます。
元西総合センターに設置された「2050年への手紙」の石碑は、子供たちをふくむ住民が50年後のふるさとへの想いを綴ったタイムカプセル。県の「地域のきらめき発掘事業」で埋められたものです。次世代にただ託すのではなく、次世代のための土台作りを決して怠らない…堀回コミュニティの活動は50年後を見据えて進められています。

2010年8月掲載

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