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語りを聞く

NPOたざわ村

画像:NPOたざわ村

 

NPOたざわ村は、平成15年度の田沢小学校と中学校の閉校に危機感を感じた住民たちにより平成18年9月に設立されました。設立当初は175人だった会員数も、平成23年現在は約260人と、田沢地域の約3分の1にあたる地域の方々が会員登録しています。夏祭りや運動会、歳末たすけあい演芸会や村民文化祭の運営に携わるなど、NPOたざわ村は田沢地域の行事に欠かせない存在となっています。
 
田沢地域のある田沢湖町は、平成17年に、角館町、西木村と合併し仙北市となりました。仙北市の中で広い面積を誇る田沢地域ですが、市の端にある小さな集落ということもあり「このままでは見捨てられてしまうのではないか」と住民たちは不安を抱いていたといいます。小中学校が閉校したことで子供の数も減り、住民たちの危機感はさらに強まっていました。
 
そんな中で田沢地域に残されていたのが田沢幼稚園です。「これだけは無くさないようにしよう」と、子供たちの親の会、老人クラブ、婦人会、消防団、田沢財産区など、当時から活動していた団体に「みんなで幼稚園のサポーターをやろう」と声をかけ、集まった住民たちにより任意団体「NPOたざわ村」は誕生しました。自ら幼稚園のプール清掃や学校スキー場の整備を行い、その他にも地域の除雪ボランティアや、市の空き家バンクのお手伝いをするなど、NPOたざわ村の活動は、幼稚園から地域全体の活動へと広がっていきます。
 
NPOたざわ村が目指すのは「自分たちがやれることは自分たちでやろう」という草の根の自治です。平成22年に新たに田沢地域に設立された地域運営体・荷葉は、NPOたざわ村のメンバーが核となり組織づくりが進められ、現在のNPOたざわ村は、田沢地域の先頭をきる実行部隊の役割を果たしています。その多岐にわたる活動は、仙北市の地域運営体構想のモデルケースになったとも言われます。NPOたざわ村の存在が、仙北市の地域運営体の第一号として活躍する荷葉の下地を作ったといえるでしょう。
2012年2月掲載

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