江戸時代の紀行家・菅江真澄(すがえますみ)が『月の出羽路 仙北郡』編集にあたって、村や集落の長、寺社などに、地域の歴史や成り立ちなどの提出を依頼しました。その時に提出されたのが、この太田村(現・大仙市)の神社仏閣の報告書です。
神社や寺院で行われていた例祭日(お祭りの日)、世帯数、人口、馬の数などが記載されており、その当時の太田村の状況を伺い知ることが可能な貴重な資料です。『仙北郡太田村神社仏閣小村書上』は、大仙市の有形文化財に指定されており、大仙市の小神成(こがなり)地域の隣、金井伝(かないでん)に伝えられています。
■参考資料
『太田町の文化財と歴史』太田町歴史調査まっぷ
こちらの記事もおすすめです
史跡 太田城跡
大仙市にある史跡・太田城跡は、小神成(こがなり)地域の隣「築地古館」と呼ばれる場所にある城館跡です。現在は、大仙市太田支所や幼稚園敷地となっています。 太田城は、太田氏によって築かれ、築城年代は平安時代末といわ...
歴史
史跡
根笹公園と北野公園(ビオトープ公園)
美しい花々が咲き誇る大仙市小神成(こがなり)地域。地域の自慢は美しい花だんだけではありません。地域には2つのビオトープ公園があります。その一つ、ネムノキがシンボルである「根笹(ねざさ)公園」は、農業農村の良さ、...
自然・施設
ビューポイント
後藤夫妻の花壇
春、夏、秋と、大仙市小神成(こがなり)地域には鮮やかな花々が一斉に咲きます。小神成地域のある旧太田町では昔から花いっぱい運動が行われ、町の花だんコンクールはもちろん、全県、全国へと出場しており、大臣賞などを受賞...
自然・施設
花・樹木
ビューポイント