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歴史を知る

森元旅館

画像:森元旅館

 大正時代のロマン残る「森元旅館」。石屋を営んでいた先代が、全国各地の建築物や庭園を見聞し建てられました。構造材には釘を一本も使っておらず、すべて組み木だけで出来ています。庭園は紅葉や雪景色、四季を通じて楽しめる風情ある造りとなっています。

 このように、高級旅館のようなこだわりのある造りにも関わらず、「森元旅館」は“旅籠”、現在でいうところのビジネスホテルとして、当時、薬売りの行商人や、田沢地域に赴任されてきた方々の下宿先、地域の宴会の場など、多くの方々に利用されていました。しかし、次第に交通が便利になったことによって客足が減り、昭和55年(1980年)に閉業。現在は、当時のモダンな姿をシャッターに残そうと、アマチュアカメラマンたちが訪れています。

2012年2月掲載

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