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名物に触れる

田沢パワースポットめぐり

画像:田沢パワースポットめぐり

 

田沢地域には「巨岩」「奇岩」と呼ばれる様々な石があります。それも一か所だけではありません。「お諸仏様」と呼ばれる巨岩をメインに、何ヵ所もの巨岩、奇岩があり、じっくりと回ると本当にパワーをもらえそうです。
 
 まずは、田沢地域の入り口付近、先達川に沿った場所にある母が沢谷地の「胎内潜りの石」、大きな岩に人が一人ようやく通り抜けられそうな穴があり、かつてはここをくぐって願掛けをしたそうです。この穴からは「お諸仏様」のうち、聖観音、千手観音、馬頭観音、十一面観音、不空羂索観音(ふくうけんじゃくかんのん)、如意輪観音という「六観音」がここで生まれ、出世してお諸仏様の仲間に入ったという伝説があります。
 
 茶立ての清水付近にも「お諸仏様の門柱」そして「茶坊主岩」の二つがあります。
 
 続いては、田沢沢川(たざわさわがわ)からちょっと登ったところにある「おばこ石」。これは、田沢の美女「おばこ」と山の上の台地に住んだ男との悲恋の物語。男がおばこの愛を確かめようと、石臼を持って自分の家に来るようにお願いしたものの、おばこは途中でその臼を落としてしまい、悲しみのあまり石になってしまったというお話です。途中からは踏み跡を探してのルートですので、案内が必要な道になっています。
 
 そこから北上して、鎧畑ダム、秋扇湖のほとりにあるのが田沢のパワースポットのメインとも言える「お諸仏様」です。国道341号から「鳩峰神社」の入り口の看板を目印に右に入り、車で林道を登っていくと、ほどなく「寝仏・亀石」の看板を見ることが出来ます。
 
 お諸仏様を見る前にこの看板の方へちょっと寄り道すると、見事な仏の寝姿の岩があります。昔は屋根がかけられ、ここで枕をあげてお願いすると頭が良くなるということで信仰を集めたんだそうです。今でも小さな祭壇が当時をしのばせます。そこから少し藪を通ると「亀石」があります。こちらはちょっとユーモラスな亀の姿をした岩で、その下の丸い石は卵と言われています。
 
 林道に戻り、さらに登ると「鳩峰神社」の看板が見つかります。ここからは車を降りて徒歩、10分ちょっと歩くとすぐに見えてくるのが鳩峰神社です。この神社から少し下ると見事なわき水があり、ちょっとした休憩ポイントになっています。
 
 この先は本当の「登山」、神社の裏から緩急のある山肌を登っていきます。ゆっくり登って約一時間弱といった行程。途中、お諸仏様を表す「鳩留尊仏(くるそんぶつ)」の看板もありますが、基本的に案内の方がいないと大変なルートです。
 
 「お諸仏様」と呼ばれる巨岩群は、山を登りきった時に突然目の前に広がるのでその迫力は十分。数mから大きいものでは30mほどの岩々がまるで壁のように並んでいる姿は圧巻です。確かにこれは、宗教的な意味を見出すに十分なスケールをもった岩たちといえます。入り口には「門石」と呼ばれる岩が二つ並び、そこからお諸仏様たちに近づくことができます。間近で見る岩たちはまさに圧巻。見上げるばかりの巨岩が立ち並び、無言のパワーを放っています。それぞれ仏様の名前がつけられていますが、中にはモアイ像そっくりなものなんかもありました。秋の紅葉の時期には、虫もおらず、岩と木々との鮮やかなコントラストを楽しむこともできます。
 
 大変な場所にある石も多く、案内が必要な場所もありますので、訪れる際は、田沢のお宝探し「ふるさと探検隊」のイベントに参加するのがお勧めです。毎年行き先は変わるので確認が必要ですが、なかなか個人で訪れるのが難しいこれらのパワースポットを訪れるまたとないチャンスとなっています。
 
 
【お問い合わせ】仙北市役所 田沢出張所
●住所   仙北市田沢湖田沢字大山7番地
●電話   0187-43-1351
●FAX  0187-58-4100
2012年2月掲載

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