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名産を買う

松皮餅(まつかわもち)

画像:松皮餅(まつかわもち)

 

 秋田県由利本荘市鳥海地域でのみ作られている“超地域限定”の郷土菓子。お餅に松の皮の繊維が練り込まれている大福餅です。

松皮餅は天明の大飢饉の際に救荒食として作り始めたとも、矢島藩主の生駒氏が改易前の四国で兵糧攻めの際に作りだしたとも言われています。どちらにせよ、古くから食べられていたようです。

松皮餅作りでもっとも大変なのは松皮の下ごしらえです。食べられる状態にするにはたいへんな時間と根気が必要です。皮の内側の繊維のみを使用するため、皮が真っ黒くなるまで数時間から数日間煮込み、アクをとりながら皮の外側をはぎ取ります。はぎ取った繊維を棒で叩いて細かくし、つきあがった餅に混ぜてあんこを包んだら完成です。

甘さは控えめ。松皮が餡子の味を邪魔することもありません。松皮餅は普通のお餅と違い、数日間置いておいてもなぜか固くならないそうです。松の木は長寿を、緑はめでたさを表すため、お祝いでお供えものとして作られており、ひな祭りには白餅、よもぎ餅、松皮餅と一緒に三色の菱餅として作られていました。

この地域限定“和スイーツ”は、上笹子にある「直売所 ほっといん鳥海」などでお求めいただけます。「ほっといん鳥海」では、ホームページを通じた通信販売も行っていますので、お取り寄せも可能です。

【お問い合わせ】

営業時間 8:3018:00
住所 秋田県由利本荘市鳥海町上笹子字堺台100
TEL 0184-59-2022
2010年12月掲載

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