画像:西野町内会

 五城目町の西野町内会は会長、副会長、会計の三役を始め、10名の理事が「事務局」「生産部」「道水路部」「厚生部」「保健体育部」の5部門に分かれて活動をしています。
 
 「事務局」は西野公民館の管理や郷土文化の保存、「生産部」は農業に関する業務、「道水路部」は道水路の管理や山林に関する業務、「厚生部」は八幡神社のお祭りや神社の管理、町内の防犯、火災予防、交通安全などのこと、「保健体育部」は衛生管理や健康保持の活動、体育に関する活動を行っています。

農協の理事、土地改良区の役員、町政協力員や火災予防組合の役員、福祉員など五城目町や農協関係の委員も町内から選出しています。
 八幡神社の管理や祭りのことは5人の責任役員と厚生部が行っています。
 
 西野地域では八幡神社の3つのお祭りや百万遍念仏などの昔から伝わる行事のほか、地域の方が集まる場として「西野住民交流会」が行われていました。また、昭和38(1963)年に始まった「火の用心」は約50年間続けられており、その間、西野地域では火災は一切起きなかったと言われています。
 
 昔からの行事がずっと続けられている姿から、西野地域のまとまりの良さが感じられました。
平成26(2014)年5月掲載
令和3(2021)年7月掲載 

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