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その歴史800年以上! 北秋田市・浦田地域の「村社浦田神社祭典」にお邪魔しました! ~ 後編 ~

2017年10月24日

前編は浦田自治会からご提供いただいたお写真で、祭典の準備から当日の御神輿巡行の様子までお届けしました!

浦田若勢会力士のみなさん

後編では浦田神社祭典の「例祭」や「湯立ての神事」、「奉納相撲」の様子をお届けします!

神社の正式名称は「村社浦田神社」。

村社浦田神社

かつて「浦田」「寄延(よりのぶ)」「白坂」「大渕」の4集落が「浦田村」をつくっており、その村社として大切にまつられている神社です。浦田神社は800年以上の歴史があると言われ、現在の位置に神社が建立されたのは文化8年(1811年)のことと伝わっています。
祭典を毎年旧暦8月15日の十五夜に行うという風習は遥か昔から継承されており、開催する日を変更したことは無いそうです。
また、祭典の内容も昔ながらの形式に則って行われています。

例祭

浦田神社の拝殿で行われた「例祭」には、旧浦田村4集落の代表者や若勢会、地域内の官公庁や事業所の皆さんが出席しました。

●本殿扉の御開帳

本殿御開帳  本殿御開帳

●浦安の舞

浦安の舞

浦安の舞を奉納したのは、浦田地域に住む宮司さんの娘さんで、中学一年生!
昨年から舞の奉納を行うようになったそうです。とてもしなやかで神秘的な舞でした!

●居合奉納演武

居合奉納演武

居合奉納演武は今年初めて行われました!
居合の先生である大倉慶人さんから直々に申し出があり、奉納に至りました。

居合奉納演武

大倉先生の静かな迫力により、ピンと張り詰めた緊張感が神社内を包み込みました。
今回奉納していただいた演武は「災いを断ち切る」という意味があるそうです!

拝殿での例祭後、境内で「湯立ての神事」が行われました。

湯立ての神事

「湯立ての神事」は「作占い」とも呼ばれ、来年が豊作になるかを占うものです。

煮え立つ湯

2つの湯釜の中には煮え立った湯が!
そのお湯を藁を束ねたもので豪快に掻き混ぜると、中央にブクブクと泡が立ちました!

来年も豊作!

釜の中央に泡が立つと、来年は豊作になるそうです! 来年も実り豊かな年になりそうですね♪

日露戦争戦死者鎮魂の神事

日露戦争戦死者忠魂碑

「湯立ての神事」の後は日露戦争戦死者の鎮魂のため、忠魂碑の前で神事が執り行われ、その後、浦田交流センターで直会が行われました。

直会

自治会役員の奥さんたちが直会のお手伝いをするのは古くからの風習。

汁物を作る奥さんたち  汁物

鶏ガラで出汁を取った醤油ベースの汁物は、県北ならではの味付けです!

直会の途中から、境内にある土俵で浦田若勢会による「奉納相撲」が行われます。

奉納相撲

力士を応援する中成会、大成会の皆さん

土俵の前には「中成会(※)」と「大成会(※)」のテントが張られ、かつて相撲をとった先輩たちが力士を応援しています!
※会の詳細については次の記事からご覧いただけます → 「浦田自治会(元気ムラサイト内 記事)」

●立行司による相撲口上

立行司による口上

●土俵入り

土俵入り

●三役揃い踏み

三役揃い踏み

●三役相撲

三役(大関、関脇、小結)が相撲を取り……

三役相撲

三役相撲

いよいよ千秋楽です!
昨年の優勝者と取組むのは「八幡嶽剛(四股名)」さん。

口を清める  清めの塩

押し合い圧し合いの攻防の末……

攻防

あっ!!  決まった!

今年の優勝者は「八幡嶽剛」さんに決まりました!!
優勝者は立行司から「八幡幣」を受け取り、土俵の中央で四股を踏みます。

八幡幣

優勝者による四股踏み

●弓取り式

弓取り

●表彰式

表彰式

●サンサンサンヨの儀式

浦田地域の大先輩による「相撲甚句」とともに、立行司の周囲を力士たちが回ります。

サンサンサンヨの儀式

サンサンサンヨの儀式

力士たちはこの間に一升瓶を回し飲みし、中身を飲み干します。
神様にお供えしたものを残すことはできないため、飲み干すまで儀式は続きます!

奉納相撲の後は、「八幡幣納めの儀」を執り行います。優勝者は「八幡幣」を持ち、自宅へ戻ります。

八幡幣を持ち帰る  列を作って優勝者の家へ

神事

神棚へ

「八幡幣」は神様。持ち帰ることは大変名誉なことです!
手を合わせた後、半日水に漬けておいた米と塩、御神酒をいただくのも、しきたりとして受け継がれています。

続いて、若勢会館に戻って祝勝会が行われます!
引き続き、旧浦田村4集落の若勢会の皆さんも参加していますよ!

祝勝会

祝勝会では「奉納相撲」の締めに欠かすことのできない儀式が行われるのだとか……どのような儀式なのでしょうか。

大きなお椀

そこへ運ばれてきたのは、巨大なお椀!!! 中には何が入っているのでしょう……!?

タイが丸ごと入ったお酒

お椀の中には炭火焼きのタイが丸ごと! そして汁はタイの出汁かと思いきや、日本酒一升!

参加者全員で飲み干す

タイ酒を飲む  飲み干しました!

こちらのタイ酒を祝勝会に参加した皆さんで回し飲みし、飲み干すのが最後の儀式です!! な、なんと……。
サンサンサンヨの儀式で、既に一升瓶を回し飲みしていた力士の皆さんも「んめ~(おいしい)!」と言いながら飲んでいます! 凄すぎる。
この後も祝勝会は続き、浦田地域の夜は更けてゆきました。

浦田神社

●浦田神社の真上に浮かぶ中秋の月

「応援していたおじいちゃんたちもみんな経験者。浦田地域に住んでいる男はみんな相撲をとったんだよ」
奉納相撲でそれぞれの力士が名乗る四股名は各家々で代々受け継がれてきたもの。
先に行われた「浦田獅子踊り(ブログへ移動します)」の演目も親や若勢会の先輩たちから代々受け継がれていると聞きました。
地域全体が家族ぐるみで伝統行事の継承に関わっている地域だと感じ、浦田地域の歴史の奥深さを感じました!

以上、集落活動コーディネーターが、浦田神社祭典の様子をお届けしました!

Author: | Category:03地域からの情報提供, 05北秋田エリア, 浦田地域


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