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産地直送ブログ

第1回・琴川すげ笠伝承塾が開講しました!

2010年6月24日

「すげ笠」を皆さんご存じですか?

無形文化財・琴川のすげ笠表面無形文化財・すげ笠の裏面

江戸時代、加賀から北前船によって男鹿半島に伝えられ、
男鹿市の無形文化財にも指定されているのが、この琴川集落のすげ笠。
地域の人々でつくる「琴川すげ笠づくり同好会」がその技術を受け継いできました。

山桜の部分

江戸時代の紀行家・菅江真澄の著作「男鹿の春風」にも記述される「山桜」。
その山桜の皮が、すげ笠のアクセントになっていて品がありますね。

繊細な工程が上品な形を作り出し、定評のあるすげ笠ですが、伝承者の高齢化と後継者不足により、「琴川すげ笠づくり同好会」はここ2~3年、活動を停止していました。

琴川公民館で開校

しかし、「すげ笠を後世に残したい!」という地元の若者たちにより、
再び伝承活動が再会されることになったのです。
6月22日、秋田県の元気なムラづくり“チャレンジ”支援事業にも採択された茄子地人協会が
「琴川すげ笠伝承塾」を開講するとのこと。さっそく琴川公民館に駆けつけてみると…

あふれかえる靴

靴であふれかえる琴川公民館の入口。

あふれかえる公民館

人であふれる琴川公民館。作業スペースが足りません(涙)

加茂青砂の土井さんご夫婦

「自分で作ったすげ笠が完成したら、民宿に飾りたい」と話すのは
すげ笠伝承塾に参加した、同じ男鹿市の加茂青砂で民宿を営む土井さんご夫婦です。

三浦猪吉師範デリケートな作業

「話を聞いたら面白そう!」と興味をもち、秋田市から参加した女性の姿も。
「簡単そうに見えて難しい」と話していました。
講師を務める「琴川すげ笠づくり同好会」三浦猪吉師範にアドバイスをもらいながら作業を進めます。

佐藤安延師範アドバイスする佐藤安延師範

三浦猪吉さんと共に頼りになるのは、すげ笠師範の佐藤安延さん。このお二人の指導なしに作業は進みません。すげ笠は1年を通して、何工程も経てようやく完成します。
この日行われたのは「竹骨づくり」「竹細工」と呼ばれる笠の骨格をつくる下ごしらえ作業。
昔の人々が手間をかけて伝統を受け継いできたということが分ります。

そして、すげ笠伝承塾初日は、空前の取材ラッシュ。
インタビュー攻めの三浦師範

新聞4社にテレビ取材が2社。インタビュー攻めに合う師範。アナウンサーの質問に堂々と答えます。

本日はここまで

この日完成した、塾生が作ったすげ笠の骨組です。この後はすげで「縫う」作業が待っています。

三浦猪吉師範02

初日の塾をふりかえって三浦師範は「おせじ抜きに、みんな上手でびっくりした。」
「こんな大ごとになると思わなかったけど、みんなの力で一つのものを残していければいい」
と、照れながら話していました。

茄子地人協会の佐藤毅さん

「伝承塾で作ったすげ笠をかぶって農作業する人々の姿を見てみたい」そう話すのは、茄子地人協会メンバーの佐藤毅さん。琴川で喫茶店「こおひい工房 珈音」を営んでいます。

琴川にくれば、すげ笠を学ぶ場があり、笠をかぶる人々の情景が広がる…

茄子地人協会メンバー

そんな夢が現実になれば最高!と語るメンバーたち。
琴川の田園風景にすげ笠は、よく似合いますね。

今回、「琴川すげ笠伝承塾」を企画・運営した茄子地人協会は農家、画家、飲食店、様々な業種の人々が協力しあい、お互いにメリットを提供しあうことを目的に行動しています。

茄子地人協会メンバーの福島さん

メンバーの一人、男鹿市で手造り惣菜の専門店を営むグルメストアフクシマさんも自家製コロッケを持って駆けつけました。全員が協力しあい、無事、初日を終えた茄子地人協会の面々です。

 

無事、初日を終えた「琴川すげ笠伝承塾」ですが、すでに第2回が7月に控えてます。
すげ笠名人の佐藤美恵さん

伝承塾初日のトリを務めるには、開校を待ちわびていた、すげ笠の「縫い」の名人こと佐藤美恵さん。笑い声であふれた6月22日の琴川公民館でしたが、ベストスマイルは美恵さんに決まりでしょう。次回は茄子地人協会と共に美恵さんの活躍もお楽しみに~!

Author: | Category:07秋田エリア, 五里合・琴川地域

五里合(いりあい)琴川地域 炭焼きを見学しました

2010年6月21日

男鹿市五里合(いりあい)で行われた炭焼き作業を見学してきました。

炭焼き窯収容施設

五里合は古くから木炭の産地でした。
かつては多くの農家が農作業がひと段落する秋口に
炭焼きを行っていたそうです。
現在でも年数回、地域のお年寄りの指導で
五里合小学校の生徒たちへ炭焼き体験授業を開いています。

地域のお年寄りと交流ができ、
地域の文化の勉強もできるとは
子どもたちにとってもたいへん貴重な体験ですね。

生徒たちは薪割りを体験。
木を専用機にセットしてハンドルを引くだけなのでとても簡単です。

「子どもたちは太い木が簡単に割れていくのをおもしろがって「ワハハ」と笑ってねぇ。
みんな機械を離したがらなかったんだよ。」

そう教えてくれたのは生炭部部長の三浦猪吉さん。

木は猪吉さんら3名の名人によって
600~1000度の窯で15時間かけて焼きあげられます。
ただ燃やし続けるのではなく、その都度空気の調節が必要です。
なのでこの日は午前0時から午後10時まで付きっきりなのだとか。

木の焼き加減を見る猪吉さん

「早寝早起きが基本の田舎のお年寄りには大変な作業だよ~!」

とはおっしゃるものの、やるからには中途半端にしたくないという猪吉さん。
炭の様子を確認しに作業場をシャキシャキと歩き回る姿は
とても82歳には思えませんでしたよ~!

ちなみに猪吉さんは生炭部の部長でもあり、
琴川すげ笠伝承同好会の会長も務めています。
お年を感じさせない行動力にも驚きです。
琴川のすげ笠に関しては、次回の更新でお伝えしますのでお楽しみに~!

 

余談ですが・・・
お土産に木酢液をいただいてきました。

木酢液抽出

この木酢液は水で薄めて殺虫剤として農作物の栽培に使われるほか、
お風呂に入れると美肌効果もあるそうです。
「これで美人になってけれな、姉さん!」
女子には嬉しいお土産です。
ありがとうございます、頑張ります。

Author: | Category:07秋田エリア, 五里合・琴川地域

えびす俵が駆け上がる! 御嶽神社(石馬っこ)祭典にいってきました!

2010年6月17日

羽後町西馬音内堀回(ほりまわり)にある、「御嶽神社」で行われる祭典にいってきました。
おみこしを担いで奉納するお祭りですよ、ということで行ったんですが……。

おみこし(えびす俵)

おお!? おみこしがなんか変わった形ですよ!
よくよく見てみると……。

おみこし(えびす俵)その2

これ、おみこしが俵(たわら)になってますね。
昔はお米を入れてたそうですが、今は「ぬか」を入れているそうです。
それでも重さは10kgぐらいだそうで、結構重たいですね。

おみこし移動中

おみこしは大人が担いで、地域の子どもたちがひっぱります。
そして、各家庭を回っていくのですが……。
河川改修などで、移転した地区の方々の家もしっかりと回ります!

ごあいさつ

そして何度か休憩をはさみ、いよいよ神社へと登るのですが!
……これは!

駆け上がってます登ってます

写真ではそうでもないように見えるかもしれませんが、ものすごく急です! 転げ落ちるんじゃないかと思うぐらい!
木立を抜けて

そこを子どもたちが先導し、えびす俵が駆け上がっていきます!
駆け上がって! 途中で休憩しながらもどんどん登って!

頂上到着!

頂上にある神社に着いたときは、汗びっしょりでした!
そのあと、神主さんからお祓いを受けて、神社への奉納となるのですが、ここで社殿の中で待ち構えていた人が押し戻して激しいやり取りが行われます。

えびす俵奉納奉納中

奉納されました

ようやく社殿におさまったえびす俵。

この後、神輿を担いだ人たちは、鳥居をくぐらず反対側の緩やかな道を通って帰ります。
鳥居をくぐってしまうと、神様からもらった力が落ちてしまうからだそうです。

馬道

この緩やかな道は、昔、馬が通って参拝した道です。俵も、きれいに飾られた馬が運んでいきました。
やがて、日常で馬が見かけられなくなって、俵も人が担ぐようになったそうです。
また、頂上には、御嶽神社のほかに駒形神社もあり、たくさんの馬の像がありました。信仰の様子がうかがえます。

そして、最後に忘れてはいけないのが、ふもとにある「石馬っこ」。石の馬の像が一対、狛犬の代わりに並んでいます。
子どもがこの馬の下をくぐると、麻疹が軽く済むという言い伝えがあります。

石馬っこ

古くからの馬と人間の関係を、今でも伝えてくれる石像ですね。

以上、堀回からでした!

Author: | Category:11雄勝エリア, 堀回地域

アカシアの花に誘われて~小坂鴇地域と道の駅こさか七滝~

2010年6月17日

 アカシアの花が満開です!

アカシア

アカシアまつりに合わせて、小坂、鴇(ときと)地域へ取材にいってきました。
小坂町では、煙害対策にアカシア(ニセアカシア)がたくさん植えられており、車から降りるだけでアカシアの花の香りがふわりと香ってきます。
アカシアまつりは、このアカシアの花が満開になる時期に行われ、アカシアにまつわる色々な物産・催し物だけでなく、康楽館をはじめとした、明治から続く小坂町の魅力に触れることのできるイベントもあり、さらには、あきたエコタウンセンターと砂子沢ダムの見学会なども行われました。

アカシアまつりB級グルメ小坂精練所IMG_7538

 
B級グルメも近隣地域のものがたくさん集まって……と、たくさんのイベントがありましたが、今回のブログでは、鴇地域で採れたぶどうから出来た「ぶどうジュース」と「ぶどうジャム」の販売の様子と、オープン直前の道の駅「こさか七滝」の様子を紹介します。

まずはぶどうジュースとジャム!
(有)十和田湖樹海農園さんの作ったジュースとジャムは、小坂町内の小売店やお土産屋さん、各観光施設の売店などで好評販売中です!
小坂鉱山事務所の売店「明治百年堂」さんでの写真です!
明治百年堂 ぶどうジュースとジャム

明治百年堂さんオリジナルのギフトセットとして、(株)エコサカさんの菜種油などとのセット販売もあります。
明治百年堂 オリジナルギフトセット

 

もちろん、アカシアまつりの会場でも販売していました。こちらは、(株)エコサカさんのブースです。
エコサカさん ぶどうジュース

 

そして、お昼には七滝の「滝の茶屋 孫左衛門」に行きました。

七滝

道の反対側にある「七滝」。まさに名瀑です。

注文したのはキャベツラーメンです。麺にもキャベツが練りこんであります。さらに、麺の上にもたっぷりとキャベツがトッピングされ、野菜の甘みが楽しめます。
味噌ラーメンを頼みましたが、スープと麺がよく絡まって、とても美味しいラーメンでした。

キャベツラーメンキャベツの練りこまれた麺

道の駅「こさか七滝」は7月3日(土)オープン予定です!

Author: | Category:04鹿角エリア, 鴇(ときと)地域

若畑の「火祭り」に参加してきました!

2010年6月15日

国道398号線を小安峡方面へ車を走らせると見えてくる、若畑集落への道を示す看板です。

国道398号線から若畑への道若畑の看板
若畑への峠道0201若畑の玄関口

峠の一本道をひたすら登っていくと…ちゃんと若畑集落が見えてきました!
道路沿いに若畑の看板が目印にあるので、安心してたどりつくことができますよ。

11若畑の峠からみえる風景

ちなみに国道398号線から、若畑集落までの峠道は、全てが絶景のビューポイントです。
いや~本当に見晴らしがよくて気持ちいい!

雪解けの時期の若畑の田圃

雪解けがまだ終わらなかった4月の田圃も…

02若畑集落の田圃

ご覧の通り、気持ちい~い緑色になりました!
農作業が一段落つくこの時期、若畑集落で「火祭り」と呼ばれる
無病息災、五穀豊穣、家内安全を祈願するお祭りが行われます。
昔は5月12日に行われていたそうですが、田植え作業が忙しいため1か月ずらしたそうです。
6月12日、若畑のお祭りに参加させてもらいました!

公民館で火祭りの準備

公民館で行われた火伏せの神事。しめ縄で囲んだ火鉢でお湯を沸かします。

03火祭りの儀式

湯につからせたわらをつかって、集落の人々をお祓いしました。
白い紙でできた御幣(ごへい)で囲まれた場所は神聖な場所であることを意味します。
この後、火鉢で沸かしたお湯を集落の人々と一緒にいただきました。

05神明社の中04神明社での儀式

公民館での儀式が終わった後は、集落の山中にある神明社で、奉納行事。
「ご祈祷してもらったから、今年も若畑は豊作だ!」と話す集落の人々。
若畑は、年8回ものお祭り行事が行われます。お祭りが生活の一部として根付いているのです。

07神明社の天井

…ところで、神明社の天井のこの穴、なんだか分かりますか?
天井裏に通じる穴ですが、ここは若畑のみなさんが子供だったころの遊び場なんだそうです。

「天井裏に鳥の巣があって、そこから卵をとってくるんだよ~」
10若畑のみなさん

と語る若畑集落のみなさん。昔の神社は、子供にとっては公園のような存在。
「神社の境内にある、灯篭を砲丸投げにして遊んだよな~」
06神明社の境内

…よく見ると確かに裂け目が…(汗)。わんぱくな若畑の子供たちの姿が目に浮かびます。

さて、神事が終わったあとは、集落の人々が集まって和気あいあいと宴会が行われました。
無病息災、五穀豊穣といった祈願を目的にお祭りは行われますが、
人々が集まる機会を作ることにこそ、お祭りの最大の役割があるのではないでしょうか?

「何かやろうとすれば、すぐ集まるのが若畑のいいところ」
「若畑は出席率が抜群、ここはいいよ~」と話す若畑の人々。

では、最後に若畑・春祭りの元気ムラベストスマイル、佐藤喜栄治さんのコメントで占めましょう。
09佐藤喜栄治さん

「人が集まれば、みな和気あいあいと笑いあえるのが、若畑のいいところ」

「カメラ向けられると、なかなか笑えないよなぁ~」
…と、ちょっと照れながらも、笑顔の佐藤喜栄治さんでした!
以上、若畑からの報告でした!

Author: | Category:11雄勝エリア, 若畑地域

八木沢分校で「地域おこし協力隊員」の2人に聞く

2010年6月14日

本日の八木沢分校の日直は、ますもとくんです!
2月のままの黒板

※隊員の2人は、忙しい毎日をおくっています。「2月」のままなのは見ないふり。

この二人がいるから

5月は新聞で2人の活動が紹介されたり、八木沢番楽の練習開始に、山菜採りの監視…
と~っても忙しかった地域おこし協力隊員・桝本杉人さんと水原聡一郎さん。

意見交換会

秋田県内で、その存在がピックアップされることが多くなってきましたね。
この日は秋田市の有志が「2人を応援したい!」ということで八木沢分校を訪れ、
意見交換会が行われました。

なぜ協力隊員を志したのか?なぜ八木沢にきたのか?と皆さん、隊員への興味がつきない様子。
「八木沢にきて価値観は変わったか?」の問いに
水原さん

「もともと持っていた価値観がさらに強くなった」という水原さん。
水が出なくなったおばあさん宅の水道管の破裂を、2人で見つけた時のことを思い出しながら
「人と人との暖かみを強く感じました」と、話してくれました。

同じ問いに「う~ん特に変わらない」と答えたのは、先輩・桝本さん。
動じない人間性は、山で培われたものかもしれません。※桝本さんは山の男です。
桝本さん

八木沢の人々は北秋田市の根子(ねっこ)から移動してきたと言われています。
八木沢のルーツを探っている桝本さんは、今では歩く人が皆無となった、
徒歩片道3時間の根子・八木沢ルートを自分の足で歩いて確かめたくてたまらないそうです。

根子からきた碑文

八木沢集落内にある「私達は根子から来た」ということを記した碑文。
「根子」の文字を確認することができます。

雄大な山々に囲まれ、自然の営みの中で八木沢の人々は暮らしてきました。
この場所にはたくさんの思い出と歴史が詰まっています。
八木沢番楽に、根子と八木沢を結ぶルート…
埋もれかけている地域の宝を、じっくり掘り起こしている隊員のお2人でした。

集落をバックに

後ろに広がる田んぼは、今年2人が初めて「田植え」を行った田んぼ。
※しかし、水原さんの腰にかけてる入れ物「かっこべ」、かわいいですね。

では最後に世の女性の方々にご報告(?)。水原隊員は甘いジュースがお好みです。
水原さんの好物

八木沢を訪れる際は、炭酸系の甘い飲み物を持参しましょう~。
水原隊員曰く「ぶどうジュースでも作ってみようかな~」

そして桝本隊員が喜ぶものは…
田植えした田圃を後ろに

「通信速度」!

…ですよね?
通信回線が「40kbps」という環境化の八木沢集落。
この数値、どれくらいの速さか分かりますか…?
2人の活動の様子は地域おこし協力隊 隊員ブログ上小阿仁村役場ホームページなどで情報発信されていますが、
ネット上から情報を取得したり、メールを返信するのには、ちょっと不便な速度なのです。

日常生活には不便は感じていないお2人でしたが、情報格差の壁を前に
隊員として八木沢で「何が」できるか可能性をさぐっている桝本さんと水原さんでした。

Author: | Category:05北秋田エリア, 八木沢地域

根子・菜の花番楽まつりを取材してきました。

2010年6月9日

 6月6日、根子(ねっこ)集落で行われた、第一回根子・菜の花番楽まつりに行ってきました。
不思議な形の根子トンネルを歩いていくと……車の通過音に交じって不思議な音がしてきました。
サイレン? ラッパ? すぐにそれに続いてお囃子が聞こえてきて……どうやらこれが国の重要無形文化財に登録されている根子番楽、そのお囃子のようです。
最初に鳴った音はどうやらほら貝でした! 根子集落の心にくい演出だったようです。

トンネル前でのお囃子

もう何度も紹介されていますが、トンネルを抜けた先に広がる根子集落の光景!
IMG_5570

やはり、何度も紹介されるだけはあります! トンネル出口の上からも展望できるスペースがあって、この日もたくさんの人が登っていました。

今回が一回目の根子・菜の花番楽祭り。
オープニングセレモニーでは、「限界集落ではなく、「元気」集落にしたい!」と自治会長の佐藤正俊さんが挨拶しました。

セレモニーが終わってから、二又荘と呼ばれる古民家でマタギの佐藤冨久栄さんがマタギについての貴重な話をして下さったり。
根子集落出身で、中学生の時に熊に襲われた経験を持つ、佐藤良男さんが体験談を語ってくださったりと、みなさん興味しんしんで聞いていました。
冨久栄さん良男さん

それからゆっくりと村内を散策しながら昼食場所に向かいます。
昼食は、予約者限定根子の味力昼食会です。
根子の味力

山菜が盛だくさん! のメニューでした!
特にお薦めなのが汁物の右上にある黒いものが乗った小皿、「ナッツ」というのですが、いろいろな材料を刻んで入れたものです。
一口食べると「しその実」と「菊の花」の香りが口の中に広がって、「ミズのこぶ」や「きゅうり」「にんじん」などのぱりっ! とした歯ごたえも加わり、最高です。
どこかに売ってないのかな? という話を取材チームで話していたところ……。

ナッツ販売中!

売ってました! 売ってましたよー!
次のイベントでも是非、是非! 売ってほしい食材です。

そしていよいよ、国の重要無形文化財、根子番楽です。勇壮な舞が続いて……。
根子番楽「露払い」根子番楽「尊我兄弟」

二枚目の「尊我兄弟」の演目では、会場もどよめきました。
わかりにくいと思いますので、少し拡大してみます。

火花散る

おわかりいただけたでしょうか?
刀同士で火花が散ってますよ!

根子番楽「鞍馬」

そしてこちらは「鞍馬」、牛若丸と天狗の兵法較べです。
少年が振り回される長刀を華麗に避けて舞います。演者同士の息がぴったりと合い、ものすごいスピード感です。

今回は9演目のうち、5つを抜粋しての公演でしたが、お盆の8月14日には全ての演目が見られます。

最後に、根子の冬の女性の楽しみ「ほうびき(宝引き)」という遊び体験も行われました。
たくさんの紐のうち、一本だけが当たりで、当たった人は景品がもらえます。
親になった方のひもの残し方が上手なんです。
ほうびき

根子菜の花番楽まつりの最中に見つけた、根子の魅力、もっとお伝えしたいのですがっ!
詳しいところはこの元気ムラの根子のページでどうぞ!

Author: | Category:05北秋田エリア, 根子(ねっこ)地域

男鹿市五里合、『琴川地域』へ行ってきました!

2010年6月7日

先日、男鹿市五里合の「琴川地域」へ行ってきました!

この日は素晴らしい快晴で、浅葱色した五里合の海がキラキラと輝き初夏の訪れを告げていました!

さて、今回の取材は8月に行われる予定のイベント会場である「五里合中学校」の見学会への参加です。

校舎全景

数年前に廃校となった、赤い屋根と水色の外壁が特徴的な木造校舎の中学校。

中庭

現在は少し荒れていますが、たくさんの生徒が青春を過ごした中庭です。

楽しかった中学生に戻りたいなぁ~とか思っちゃいました。

理科室

理科室には埃をかぶってポツンと残されている顕微鏡があります…。

茄子メンバー

廃校となってまだ間もない現在、寂しげな雰囲気が所々に残されている五里合中学校ですが、

近い将来、ここを地域活性化の拠点として地域全体をさらに元気にしようとしている方々がいます。

上記掲載写真の「茄子地人協会」の皆さんです!

琴川地域を中心に五里合全体、男鹿市全体を盛り上げようと昼夜問わず汗水流して頑張っています!

今後ともどうぞよろしくお願いします!

Author: | Category:07秋田エリア, 五里合・琴川地域

鵜養(うやしない)「河辺せせらぎウォーク」に参加してきました!

2010年6月4日

絶好の行楽日和だった先週末、
秋田市河辺・鵜養(うやしない)地域で「河辺せせらぎウォーク」が行われました。
今年で14回目を迎えるイベントです。
鵜養は秋田県の中心地で、マスコットキャラクターの「へそ助くん」が有名なへそ公園がある地域。
秋田市中心部から約一時間の距離に位置しますが、
朝早くにもかかわらず(受付開始は8時でした)ものすごい人!人!!人!!!

開会式

今年の参加者は約600名だそうです。
全員で準備体操をし、いざ出発進行!

こちらは岨谷峡。昭和27年に「秋田30景」に指定されました。
文化8年に菅江真澄も訪れています。
画像 186

のどかな田園風景。郷愁を覚えますね。
画像 210

緑のアーチをくぐり抜けると、
殿渕の前、緑のアーチ

水がエメラルドグリーンに輝く殿渕が現れました。
画像 231

名称の由来は諸説ありますが、
その昔、お殿様がこの渕を遊覧した際に
落馬したことからと伝えられているそうです。

鵜養地域にはこのような美しい自然景観がいくつも残っています。
その他、市の天然記念物指定の樹齢250年のリュウキュウツツジや、イチイの木などにも出会えますよ。
市の天然記念物指定リュウキュウツツジ

今回のイベントでは8kmの距離を約4時間かけて隅々まで散策しました。
私自身秋田に住んでいながら、これほど美しい景観を眺められる場所があるとは知らず、
一日にしてその魅力にとりつかれました。
今度はプライベートでも訪れてみたいなぁ~。
そのときにはお弁当を持っていって、時間をかけてゆ~ったり散策してみたいと思います。

Author: | Category:07秋田エリア, 鵜養(うやしない)地域

三又(みつまた)を味わう② ~産地直売所・三ツ又の店~

2010年6月2日

5月29日の三又集落はイベントづくしでした~!

天然ワラビ園のオープンと共に、三又集落の待望の産地直売所「三ツ又の店」がオープンしました。
国道107号線から、三ッ又温泉方面へ県道40号線を進むと、
三又診療所の隣に小さな木造の建物が見えます。

 「“旬”がいっぱい」のキャッチコピーの通り、三又の「旬」がたっぷり詰まった産地直売所です。

三又の産地直売所の様子直売所の旬の山菜02

直売所の中は、三又名産「いぶりがっこ」に、生ワラビ、ゆでワラビ、アスパラ、ウドにタケノコ
「山菜王国」三又ならではのラインナップが勢ぞろいしています!

旬のたけのこいぶりがっこ生ワラビ旬の山菜たち

三又集落の有志6名の方が、加工品にとりたて野菜や山菜を出されています。
三ッ又温泉の温泉でゆでた卵もありましたよ。

三ツ又の店・直売所

ところで、この直売所の名前は、「三又」ではなく「三ツ又の店」。
もともと、この三又地域は「三ツ野又」と言われていたそうです。江戸時代になって「三又」と改められたと江戸時代の紀行家・菅江真澄が記述しています。今でも「ミツノマタ」と呼ぶ住民の方もいらっしゃるくらいなんですよ。「三ッ又温泉」も、小さな「ッ」が入っていることに気づかれました?

直売所・外観02

そして、この可愛らしいコンパクトな木造の建物は、実はスクールバスの停留所だったそうです。
かつての子供たちの待ちあわせ場所が、三又の食が集まる場所にリニューアルされました。

三又の人々02

三又を訪れた時は、ぜひ立ち寄ってみてください!
料理の仕方が分らない時は、直売所のお母さん達にレシピを聞いてみましょう。
三又流の調理方法を教えてくれますよ~。

産地直売所・三ッ又の店は秋田花まるっグリーンツーリズム推進協議会ブログでもご紹介しています。

Author: | Category:10平鹿エリア, 三又地域

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