大仙市半道寺 人口:612 人 世帯数:237 世帯

集落の境目でよくないものから集落を守る「仁王様」

地域の有志で結成された「半道寺おもてなし一座」

老若男女が楽しむ「半道寺ふるさと祭り」

地域の活動拠点施設「半道寺三世代交流会館」

地域のあらましと歴史

 大仙市半道寺(はんどうじ)地域は、上雨堤(かみあまつつみ)、上野(うわの)西、上野東、寺ノ下、間明田(まみょうだ)、園町、辰ノ口、大野、上大野の9集落からなる地域です。
 平成25(2013)年に、国と大仙市からの支援を得て「半道寺地域づくり・人づくり・未来づくり事業」の一環で、「半道寺三世代交流会館」を建設しました。交流会館が完成したことにより、老人クラブの集まりやイベントが開催しやすくなり、ペタンク大会や料理教室などが行われ、異なる世代を交えた交流が行われています。
 また、交流会館は災害時の避難所として指定され、食料や資材の備蓄が行われるなど、防災の拠点として緊急時に備えています。
 半道寺地域には、守り神である「仁王様」のお祭りや「梵天(ぼんでん)」など、古くからの行事が伝わっています。また、そのほかにも「地域を元気にしたい」という思いから「半道寺ふるさと祭り」を開催したり、途絶えていた夏祭りを復活させたりしています。
 地域の有志で結成した「半道寺おもてなし一座」によるスコップ三味線やチンドンパフォーマンスが披露されるなど、地域の老若男女が楽しみながら交流できる場となっています。
 半道寺地域では「集落間の連携」や「世代間の交流」、そして「安全・安心の確保」をメインテーマとして活動を行っています。


※人口・世帯数は令和5(2023)年4月1日現在の大仙市のデータです。

アクセス

関連記事

逆川地蔵尊(袖引き地蔵)

 大仙市半道寺地域を流れる心像川(こころやりがわ)に架かる「寺ノ下橋」の両側には、2つのお堂があり、それぞれにお地蔵様が祀られ、お堂の内部には宝泉寺の住職によって由来が記されています。    由来書きよると、お堂の...

歴史

史跡

塞の神「仁王様(におうさま)」

 大仙市の半道寺地域には、集落と集落の間に祀られている石碑がいくつか祀られています。石碑には「塞三柱大神(さえのみはしらのかみ)」と書かれた、郷中の安全をお祈りする木札が供えられています。    「塞三柱大神」は...

歴史

史跡

土川神社祭典と梵天(ぼんでん)

 大仙市半道寺地域では、5月3日、土川神社の祭典が行われます。西野集落と上野集落の春祭りで、五穀豊穣・無病息災・交通安全を祈願し、2本の「梵天(ぼんでん)」と子供神輿の練り歩きが行われます。  20kg近い梵天を作るの...

伝統行事・イベント

季節の行事

寺の下集落の獅子舞

 大仙市半道寺地域の寺の下集落で、5月3日、黒澤神社の例大祭が行われます。祭典では寺の下に伝わる獅子舞が奉納されます。  獅子舞は一時中断していましたが、平成26(2014)年、大仙市の補助を受けて、復活させました。神...

伝統行事・イベント

伝統行事

甘酒さん子と申松塚

 戦国時代、織田信長や豊臣秀吉などの有力大名が天下を統一しようとしていた頃、大仙市の半道寺地域は、角館を中心に勢力を持っていた戸沢氏の支配下にありました。    戸沢家18代当主の戸沢盛安は「鬼九郎」と呼ばれ、領内...

歴史

史跡

宝泉寺と黒沢城址

 大仙市半道寺地域の北に位置する小高い山の中腹に「宝泉寺」があります。    享保17(1732)年に建築された寄棟造りの本堂は、平成13(2001)年12月に大仙市の有形文化財に指定されました。境内には「姿見の池」があり、「...

歴史

史跡

佐々木重郎左エ門農園

 大仙市半道寺地域の上大野集落に、さくらんぼやじゅんさいを栽培し、販売している「佐々木重郎左エ門農園」があります。 農園を管理している佐々木重美さんは主に稲作を行っていました。15年前、さくらんぼ狩りに行った重美...

買う

直売所

半道寺自治会の取組

 三世代交流会館を拠点とした交流の場づくり  大仙市の半道寺自治会は、9集落の住民からなる認可地縁団体で、平成25(2013)年に総務省と大仙市の支援を受け、「半道寺地域づくり・人づくり・未来づくり事業」に取り組みまし...

地域活動

地域団体

半道寺ふるさと祭り

   大仙市半道寺地域の拠点施設「半道寺三世代交流会館」から聞こえる賑やかな笑い声。「半道寺を元気にしたい」という思いから開催された「半道寺ふるさと祭り」は、平成25(2013)年に、総務省と大仙市の支援を受けた「半道寺地域づ...

伝統行事・イベント

イベント