本文へスキップ

地域について

地域のあらましと歴史

 由利本荘市の三ツ方森(みつかたもり)集落は、標高250mの山間集落です。
 江戸時代には、本荘藩、矢島藩、亀田藩の境界にあるため藩境の監視を任されていました。三方を見渡せることから「三ツ方森」と名付けられたとの説があります。
 そのためか、集落の住民は名字帯刀を許され、みな「猪股姓」です。近くには滝地域があり、古くから交流が行われてきました。
 地域には、天然のミズ(青ミズ・赤ミズ)、山わさび、山椒のほかワラビが豊富ですが、山菜取りには入山料が必要なので集落の人に声をかけて下さい。また、大台(おおだい)集落では「野良カブ」が栽培されています。
 絶好のビューポイントが、三ツ方森集会所です。雄大な鳥海山や仁賀保高原の風力発電が見えます。秋は一面にススキ野原が広がり、早朝の雲海も見事です。
 三ツ方森で稲作を行う猪股保さんは秋の収穫期、道沿いに天日干しの稲架掛け(はさがけ)をしますが、最近ではなかなか見られなくなった光景です。
 主な年間行事としては、4月下旬の「三ツ方森の山焼き」があります。三百年の伝統を誇る山焼きで、春の風物詩です。平成7年(1995年)からは7月23日に「地蔵祭り」を行っています。
 特産品は、ワラビの根から採れるワラビ粉を使ったお餅「根花餅(ねばなもち)」と「ミズたたき」などの山菜料理です。
 そのうち「根花餅」は、地域に伝わる伝統食であり、大台集落、秋田県、由利本荘市、「石沢川を探訪する会」などの協力を得て復活させました。
 さらに、平成23年(2011年)11月には秋田県のミニチャレンジ事業を活用し、「三ツ方森茶屋」を三ツ方森集落会館で実施したところ、八峰町の本館集落や三種町の上岩川集落など多数の人が視察に訪れ、賑わいました。
 東京で行われた「ファーム・エイド銀座2011」には、県内の他地域とともに参加。根花粉の販売コーナーや、「ミズたたき」「根花餅」の試食コーナーを設置し、特産品を活かしたムラビジネスにチャレンジしています。


※人口・世帯数は平成27年2月28日現在のものです。

お知らせ