企業・団体の取組

両立支援の取組紹介

一般事業主行動計画を策定した企業へ訪問しました【株式会社寒風】

2015.01.19

 次世代育成サポートアドバイザー派遣事業を利用して一般事業主行動計画を策定した企業へアドバイザーが訪問し、取組の進捗状況の確認や目標達成に向けたアドバイスをしています。


【訪問企業】    株式会社寒風(男鹿市) 製造業
【アドバイザー】  渡辺 勝治 社会保険労務士

【行動計画策定後の主な進捗状況】

◆策定した行動計画はこちら

目標:1「子の看護休暇を時間単位で取得できる等利用しやすい制度の導入」については、対
    象者が少なくひとりの社員が3回利用したのみであった。今後さらにひとりでも多く
    の社員が取得するよう周知を予定している。
目標:2「年次有給休暇の取得日数を1人当たり平均年間8日以上とする」は、15日以上取
    得した社員もいたが平均6日と認められた。今後、年次有給休暇の有効活用について
    周知を予定している。
目標3:「若年者に対するインターンシップ等の就業体験機会の提供、トライアル雇用等を通
    じた雇い入れ又は職業訓練の実施」については、3名の高校生を3日間受け入れた。
    内容は、社員と同じように朝礼から終業まで体験させた。

 

【行動計画策定後に実感したメリット・意識の変化】

<経営者>社員が「仕事と家庭の両立」をさせ、充実した生活をして欲しいと考えている。そ
     のために当社としては、朝礼を毎朝開催し、こうした場を利用して「看護休暇の時
     間取得」・「年次有給休暇の有効活用」等の話し合いを更に進めることによって、
     初期の目標を達成できると考えている。
<従業員>各種休暇の取得等については、朝礼等で会社から周知があり、取得しやすい状態に
     あります。私たち社員も全員で協力して、必要な時には、更に休暇を取得できるよ
     う努力する必要があると思っております。

 

これから両立支援に取り組む企業へのアドバイス

 

当社としては「職場の教養」による社員の「倫理」形成など社員教育に力を入れております。
また、社員のゆとりある生活のために能動的に休暇等の取得を働きかけております。特に「子
育ての環境づくり」には、地域貢献の立場からも当社ができる環境づくりを進めて参ります。

【一般事業主行動計画】

株式会社寒風 一般事業主行動計画

 「労働者が子供の看護のための休暇について、時間単位で取得できる等利用しやすい制度の導入」の実施

会社側から能動的に社員にたいして「子の看護休暇を時間単位で取得する」ことのメリットを理解してもらい、そのためには会社内で社員相互の理解・協力関係が欠かせず、また、会社もそのための支援を行う。将来を担う小学校入学の始期に達するまでの子を看護するために必要な休暇を時間単位で取得できる制度を導入することによって、社員にとっては「仕事と家庭の両立」が図られることとなり、会社としても地域における子供の育成に貢献できるための行動計画を策定する。

1 計画期間    平成26年4月1日~平成28年3月31日

2 内容  目標1:「子の看護休暇を時間単位で取得」の現状及び「子の看護休暇」等の理
          解のための場を設定する。

      < 対策 >●平成26年4月1日~平成26年7月31日
             全体朝礼等利用して看護休暇についての社員の現状理解等につい
             て全社員が話し合う。
            
●平成26年8月1日~平成26年12月31日
             全体朝礼等利用して看護休暇等の制度に関するパンフレット等を
             利用した勉強会を実
施して制度の理解を深める。

 目標2:看護休暇を時間単位で取得できることの理解を深める。

 < 対策 >●平成27年1月1日~平成27年3月31日
        
全体朝礼等利用して看護休暇等についてのパンフレット等を利用
        して看護休暇を時間単位で取得することにより、社員は「仕事と
        家庭の両立」が図られ、会社にとっても利点が多いことについて
        の理解を深める
       
●平成27年4月1日~平成27年9月30日
        
専門講師により、「看護休暇の時間単位取得」等諸制度の理解を
        深めるための研修会を
実施する。

 目標3:「看護休暇を時間単位で取得」の実施を推進する。

 < 対策 >●平成27年4月1日~平成27年9月30日
        
専門講師により、「看護休暇の時間単位取得」等諸制度の理解を
        深めるための研修会を
実施する。
       
●平成27年10月1日~平成28年3月31日 
        
目標1~2及び目標3の結果を踏まえ、全体朝礼等利用して「看
        護休暇を時間単位で取
得できる」取得対象者を把握し、「看護休
        暇の時間単位取得」の利点等を対象者に周知
する。また、全体朝
        礼等により「看護休暇の時間単位取得」について意見交換並びに
        社
員相互間の協力についての理解を深める。
       ●平成27年10月1日~平成28年3月31日
        
「看護休暇を時間単位で取得できる」取得対象者が「看護休暇を
        時間単位で取得する」
ことを実施する。


年次有給休暇の取得日数を1人当たり平均年間8日以上とする

年次有給休暇の取得により、社員が家族と過ごすゆとりある時間を増やし、また、休暇を利用して社員が自らのスキルアップを図る等により仕事にも意欲持って取り組める職場環境を進める。そのため、社員の年次有給休暇の取得日数を計画的に取得する施策(とりわけ工事完成後から次の工事が始まるまでの期間を有効活用するなどの工夫)を行い、年次有給休暇取得日数を1人当たり平均年間8日以上とする行動計画を策定する。

1 計画期間   平成26年4月1日~平成28年3月31日

2 内容  目標1:会社内における過去2年間の年次有給休暇の取得日数を調査し、その現状
          を社員に周知する。

      < 対策 >●平成26年4月1日~平成26年7月31日
             
社員一人ひとりに年次有給休暇の取得状況を個別に周知する。
            ●平成
26年8月1日~平成26年12月31日 
             
全社員に年次有給休暇の取得の有効活用等周知・勧奨する。                 また、部外講師による年次有給休暇の有効活用に関する研修会を
                 開催する。

      目標2:会社内の繁忙期間等を調査し、こうした繁忙期に年次有給休暇の取得が
          社員間で重複しないことへの社員への理解を求める。

      < 対策 >●平成26年4月1日~平成27年3月31日 
             
会社の全体朝礼等で会社内の繁忙期間を周知し、また社員からこ
             の期間中の年次有給
休暇の取得の重複を避けるための意見等を聴
             取する。
特に工事完成後から次の工事が始まる期間の年次有給休
             暇の取得について社員相互の
調整についての理解を求める。
            ●
平成26年4月1日~平成27年3月31日
             
会社内の繁忙期間を意識した年次有給休暇の取得予定(計画)を
             年度当初に全社員から
提出してもらうことを決定並びに社員に周
             知する。

      目標3:年次有給休暇の取得日数を1人当たり平均年間8日以上とする。

      < 対策 >●平成27年4月1日~平成27年5月31日
             
前記目標2により全社員から年次有給休暇取得予定表を提出して
             
もらう。
            
●平成27年4月1日~平成27年5月31日
             
年次有給休暇取得予定表に基づき社員間で重複が認められる場合
             他日振り替えの調整
を行う。
            
●平成27年4月1日~平成28年3月31日
             四半期ごとに年次有給休暇の取得状況を調査し、年次有給休暇の
             取得日数の少ない社員
には計画的取得を指導する。
            
   また、四半期ごとに目標達成度合いを社員に全体朝礼等で周知し
             社員の年次有給休暇
取得の意識の高揚を図り目標を達成する。


若年者(高校生等)に対するインターンシップ等の就業体験機会の提供、トライアル雇用等通じた雇入れ又は職業訓練の実施

中学校・高等学校等からの要請を受けて、若年者に体験研修やトライアル研修等通じて会社の就労実態を知っていただき、社会に出てからの就職先での基本的な心構えやマナー等を学んでもらうとともに、将来の会社員としての夢を持ってもらうために、更に充実した次の行動計画を作成する。なお、可能な限り男鹿市出身の学生が多く希望するよう働き掛けを行う。

1 計画期間    平成26年4月1日~平成28年3月31日

2 内容 目標1:「インターンシップ等」実施のための社員周知を図る。

     < 対策 >●平成26年4月1日~平成26年6月30日
            
全社員に対してインターンシップ等の必要性等を全体朝礼等で周知
            理解を求める。
           ●
平成26年5月1日~平成26年6月30日
            
全社員から全体朝礼等で意見等聴取する。

目標2:「インターンシップ等」実施のための近隣中学校、高等学校等(男鹿海洋
    高校・男鹿工業高校・金足農業高校・秋田工業高校)の要請に基づき「イ
    ンターンシップ等」実施する旨を周知を図る。

< 対策 >●平成26年6月1日~平成26年6月30日 
      ●平成26年9月1日~平成26年9月30日
      ●平成26年11月1日~平成26年11月30日               各中学校・高等学校の要請によるインターンシップ等実施の具体的
       日時等周知する。

目標:3「インターンシップ等」実施のための研修カリキュラム作成並びに会社内
    調整
(目標2:中学校・高等学校の要請日時に合わせて調整する。)

< 対策 >●平成26年6月1日~平成26年11月30日
       
全社員に対してインターンシップ等実施の具体的日時等周知すると
       ともに、研修内容に
ついて全体朝礼等で意見等を聴取して、研修カ
       リキュラムを策定する。
この場合、当社への就職希望につながるカ
       リキュラム内容に配意する。
      ●
平成26年6月1日~平成26年11月30日
       
「インターンシップ等」実施のための役割分担の最終決定を行い全
       社員に周知する。

標:4「インターンシップ等」実施並びに反省会の実施

< 対策 >●平成26年6月1日~平成27年3月31日
       
「インターンシップ等」実施並びに会社内反省会実施。(中学校・高
       等学校の実施期日
ごとに実施)

目標:5「インターンシップ等」前年度実施並びに反省を踏まえ、次年度に生かす

< 対策 >●平成27年4月1日~平成28年3月31日
       
以下、目標1~4を踏まえ、充実したインターンシップ等を実施す
       る。

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