脱少子化モデル企業(ベビーウェーブ会長表彰)

ベビーウェーブ・アクション会長表彰

平成25年度「ベビーウェーブ・アクション」会長表彰 表彰式を行いました

2013.10.18

 平成25年10月16日(水)、ホテルメトロポリタン秋田で、第2回「脱少子化ウェーブを巻き起こす行動県民会議(ベビーウェーブ・アクション)」を開催しました。

 

平成25年度 ベビーウェーブ・アクション会長表彰 表彰式

 はじめに、ベビーウェーブ・アクション会長表彰の表彰式が行われました。

 この表彰は、少子化克服のモデルとなる取組を行っている企業・団体などを表彰することで、県内における脱少子化の気運を高め、他企業・団体への波及を図るほか、県内の高校・大学生等へ就職する際の企業情報としてPRしていこうとするもので、今年で3回目となります。
 

●選考委員長あいさつ

 まず、選考委員長(山田県企画振興部長)から、選考結果について報告がありました。

 会員より21の企業・団体の推薦があり、選考委員会において審査をしたところ、すべての企業・団体について、「表彰対象としてふさわしい」と決定した。

 「若者の県内定着」に係る取組に該当する企業が多く選定されたが、この分野は、新規学卒者やAターン者等の採用、職場見学会やインターンシップの受入による職業観の醸成、従業員の研修やキャリアアップ支援等による離職防止など、若者を県内に定着させるという少子化対策の根幹を担っているものである。

 この他にも、「出会いと結婚の促進」では、出会いイベントを継続的に実施することにより、他のモデルとなっている取組や、「出産と子育て環境の整備」では、事業所内託児所の開設や男性従業員の育児休業取得など、仕事と育児・家庭の両立に尽力された企業・団体が選定された。

 

●表彰状授与

 次に、ベビーウェーブ・アクション会長の佐竹知事より表彰状と副賞が贈呈されました。

 
 

●会長あいさつ

 佐竹会長からは、お祝いのあいさつがありました。

 新規学卒者等の継続採用やキャリアアップ支援などの、若者の県内定着をはじめ、独身男女の出会いの場づくりや、従業員の働きながら子育てしやすい職場環境づくりなど、脱少子化に向けて、それぞれが創意工夫し、主体的に活動されている。

 皆様方に対して、改めて深く敬意を表すとともに、心から感謝申し上げる。どうか、今後も、こうした活動の充実を図り、継続してくださるよう、重ねてお願いする。

 我々ベビーウェーブ・アクションとしても、受賞された皆様の事例を広くPRしながら、脱少子化の気運の醸成を図るとともに、他の企業や団体においても、このような活動が増えていくよう、これまで以上に取組に力を入れてまいりたい。


 

●受賞者代表あいさつ

 受賞者を代表して3名の方よりごあいさつをいただきました。

【二ツ井町商工会青年部 部長 高橋様】
 平成17年からこれまで7回の出会いイベントを行い、55組のカップルが誕生した。22、23年度にはイベントをきっかけにゴールインした方もいる。こうしたイベントを通し、秋田・能代の活性化につながればと心から願っている。

【エイデイケイ富士システム株式会社 代表取締役 近藤様】
 七曲工業団地の誘致企業第一号で、27年目になる。男性育休取得には積極的に取り組んでいる。雇用の確保が少子化対策の第一歩だと思っており、若者のために秋田でのビジネスチャンスを作っていきたい。

【社会福祉法人石脇福祉会 理事長 齋藤様】
 少子化の中にあって、5つの保育所の園児数は横ばいから微増となっている。保育士の出産と子育て環境の整備に一層努めてまいりたい。


 

◇ 受賞者の一覧や取組の内容についてはこちら

 

「ベビーウェーブ・アクション」行動宣言

 ベビーウェーブ・アクションでは、その取組をステップアップするため、県民会議としての今後の一体的な活動について「行動宣言」することとし、「県民運動」「若者定着・両立支援」「出会い・結婚支援」「子育て・教育」の4つの部会を設置して活発な意見交換を行ってきました。
 

●部会長報告

 各部会長より、協議の内容などについて報告されました。

【県民運動部会 小玉部会長】
 主にベビーウェーブ・アクションとしての活動のあり方や県民運動の拡大方法などについて意見交換行った。
 県民運動全体に共通するものとして、

  • 結婚や出産について個人としての多様性を認めつつも、少子化が進むことの影響などについても分かってもらうことが必要
  • これから秋田に住んで家庭を築いていこうとする人を増やすには、 秋田のすばらしさ、良さをみんなで伝えていくことや、若い人たちが安心して結婚・出産できる社会環境づくりが重要

などの意見があったので、こうした多数の意見を共通の理念としてまとめ、「前文」の形で置いた。
  県民運動の拡大やPRについては、2つの項目としてまとめたが、今回の協議を通じて、私たち会員が、今、本気で行動を起こしていくことが大切だと改めて感じた。

【若者定着・両立支援部会 堀井部会長】
 若者定着・両立支援部会では、若い世代が地元秋田に定着できるよう、また、就職してから、仕事と家庭の両立ができるようにするための支援を中心課題として話し合った。
 意見の主な内容としては、

  • 小さい頃から、秋田に愛着を感じ、秋田で働くことに誇りが持てるようなキャリア教育
  • 就職したいと若い人たちが思うような県内企業の情報発信
  • 県内で働く若い人たちの交流の場づくりによる離職防止
  • 企業による両立支援制度の充実と併せて、意識改革などその利用環境の整備も重要

など多方面にわたる意見が出された。
 景気に上向き感が出ている今が「若者定着・両立支援」を前進させるチャンスだと感じている。

【出会い・結婚支援部会 太田部会長】
 出会い・結婚支援部会では、少子化克服のため、結婚を望む人たちの出会いや結婚をどのように応援していったらいいかについて、様々なご意見をいただいた。
 あきた結婚支援センターについては、大きな成果を上げているものの、県民に詳しい情報がまだ十分には届いていないという意見が多くの方からあり、われわれ自らが、いろいろな会合や研修会などで、PRしていくことが必要だとの意見が多く出された。
 また、周りでいろいろな出会いの場をつくって応援をしていくことなど、少子化の状況にみんなで何とかして歯止めをかけていかなければならないという意見でまとまった。
 昔は、周囲の人たちが結婚を仲介していたこともあるので、みんなで支えて結婚する人を増やしていかないといけないと、思いを新たにしたところである。

【子育て・教育部会 烏部会長】
 子育て・教育部会では、子育てや教育の環境をどのように整えていったらいいかについて話し合った。
 その中で、部会員の皆さんから出たご意見は、

  • 社会の子育てへの優しさが足りなくなっており、家庭での子育て力も落ちてきているため、地域社会全体で子どもを育て、子どもが守られていることを実感できるようにすることが必要
  • 子育て支援などの情報が届かず、ゆとりをなくしている人も多く、こうした人たちを周囲でサポートすることが大切、

というものだった。
 そのため、「安心」と「ゆとり」をキーワードに地域と家庭、双方の子育ての力を向上させていくことをまず最初に掲げ、その下に具体的な取組をぶら下げるという構成の宣言文とした。
 私たち一人ひとりがいろいろな場面・場所で子育て支援に関わり、 子育てに優しい社会をつくるため、一致団結して宣言し、行動に移していけたらと考えている。
 

●行動宣言(案)の了承と宣言

  各部会長からの報告を受け、「ベビーウェーブ・アクション」行動宣言(案)は、会員から賛同を得て成案となり、宣言文をAUP秋田大学報道局の畠山さんが読み上げました。


 

●会長コメント

 最後に、佐竹会長より、総括のコメントをいただきました。 

 少子化克服に向けた取り組みについては、少しずつ前向きになれるような成果が出てきている。合計特殊出生率の低下についても、近年底を打った感があるので、これからも手を抜かず上昇傾向を確かなものとしていきたい。

 就職や出会い・結婚については、危機感が動機になるものではなく、あまり危機感をあおっても若者には受け入れられにくい。そうではなく、やはり笑顔で自然な形で若者をバックアップしていくことができたらと思う。

 

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