秋田を味わいたい!

あきたの鍋シリーズ だまこ鍋


 



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 なみに「だまこ」とは、方言で「お手玉」のこと。普通にご飯を炊き、すりこぎなどでざっとつぶし、直径3cm程に丸める。これが「だまこもち」だ。丸める時に軽く塩をつける家、丸めてから網の上で少々焼く家もある。

 

 

 「りたんぽを作るより簡単だから、きりたんぽの手抜き風じゃないの?」と思う人もいるようだが、それは断じて違う。きりたんぽは大館市とその周辺が発祥の地といわれているが、だまこ鍋は八郎潟周辺の南秋地方が発祥の地といわれている。元々だまこ鍋は八郎潟の幸であるワカサギやフナなどを焼いたものが入り、味つけは味噌だったという。ところが八郎潟は干拓されて漁獲量は激減。加えて魚離れが進み、魚の代わりに鶏のガラと肉が使われるようになっていったというのだ。

 ころでかつての八郎潟周辺には、の原型ともいえる「つけご」というご飯の食べ方がある。これは鴨貝焼きやチカ(ワカサギ)貝焼きをする時にしたのもで、すり鉢でつぶしたご飯をはしでひと口大にちぎって、貝焼きの汁に浸して食べるというもの。の原型と考えてよさそうだ。

 


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 りたんぽとだまこを比べると、家庭で作る場合はだまこの方が断然手軽だ。秋田杉の串はいらないし、つぶしたご飯を手の平で丸めるだけ。煮くずれるのが心配だったら、オーブントースターなどで表面をこんがり焼けばいい。子どもたちでも楽しみながら作れるはずだ。

 

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