秋田を味わいたい!

あきたの旬材 山菜

 人が雪の少ない地方へ旅行に行き、宿で出されたを食べると山菜談義が始まる。「やっぱりな、雪が少ねばも細くてシネ(固くて筋っぽい)ものな。その点秋田だば、雪のお陰で太くて柔っけものな…。秋田でだば、こんな細いのだば採らねべさ…」といった話が延々と続く。

 ドケ(モミジガサ)、アイコ(ミヤマイラクサ)、ホンナ(イヌドウナ)など葉物と呼ばれている類はおひたしが一番だ。見た目も美しい緑で、口に入れれば高貴なほろ苦さが漂う。これぞ春の味。秋田で人気の高い旬を味わうたちだ。



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 ラビ、アイコ、ウド、フキなどは旬に味わう以外に塩漬けにして保存する。タケノコ(ネマガリタケ)は、昔は塩漬けで保存していたが、今は缶詰めが主流。ゼンマイはカラカラに乾燥させて保存する。かつて、これらのは冬の間の大切な保存食で、雪が消えるまでの間、少しずつ塩抜きをしたり水で戻して、煮物、味噌汁の具、おひたし、和え物などに使われた。これら保存した山菜は旬ののような強烈な個性に欠けるが、独特の風味がある。

 

 

 近はブームで、スーパーや土産物屋の店頭には「山里の味」などと称し、手軽に食べられる袋詰めやビン詰めが並べられている。

 かしこれらのほとんどは着色されて毒々しいまでに青いワラビと漂泊されたタケノコなどの混ぜ合わせ。加えて酸化防止剤、酸味料、保存料などの添加物。食べてみると本来の味よりも化学調味料の味が勝っている。本物の保存したを食べなれた人は「あれなどではね(ない)!!」と言い切る。

 


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 れでは本来のを買い求めるには、どこに行ったらいいか?ねらい目は今も県内各地に点在する朝市と公設の市場だ。ビニールシートを敷いただけの露天の小さな店先には、自分で採ってきたものを売る人が多い。もちろん旬のも塩漬けもある。あれこれ調理法を聞きながら買い物をするのも楽しいものだ。


 

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